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沖縄県が初のジュゴン実態調査 保全へ辺野古など4海域

  • 2016年1月6日
  • 10:31
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名護市嘉陽沖で確認されたジュゴン=2012年2月29日
名護市嘉陽沖で確認されたジュゴン=2012年2月29日

 名護市辺野古沖などに生息域を持つとされる国の天然記念物「ジュゴン」について、県環境部(當間秀史部長)が、2016年度から、生息状況の実態調査を始める方針であることが5日、分かった。県が同様の調査に乗り出すのは初めて。絶滅の懸念が極めて強いジュゴンの保全策検討に生かす考えだ。

 環境部は、政府が新基地建設に伴う埋め立て工事を計画している辺野古沖周辺など、沖縄本島東海岸を中心とした4海域を対象に調査する方針。ジュゴンの目視や餌場調査などを念頭に2カ年の計画を検討しており、16年度予算で新規事業化を要求している。

 不透明な部分の多いジュゴンの生息実態を明らかにして保全に生かす狙いがあるほか、辺野古沖の生物多様性を重視して「新基地阻止」を訴える翁長雄志知事の政治姿勢を施策に反映する側面もあるとみられる。

 ジュゴンは日本で沖縄だけに分布。現在は辺野古沖のほか、古宇利島周辺から嘉陽周辺海域に少数の個体群が生息していると推測されている。

 ジュゴンの保全に向けて、新基地建設に伴う埋め立て工事を進める沖縄防衛局は「ジュゴン監視・警戒システム」をつくり、生息位置を調べる計画。だが実効性は未知数で、工事に伴う影響が懸念されている。(社会部・篠原知恵)


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