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「夢か現実か」不動裕理にボールを手渡していた少女が… 比嘉真美子、故郷沖縄で開幕女王!

  • 2019年3月11日
  • 07:33
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17番でバーディーパットを沈め、握り拳をつくる比嘉真美子=琉球GC(国吉聡志撮影)
17番でバーディーパットを沈め、握り拳をつくる比嘉真美子=琉球GC(国吉聡志撮影)

 沖縄が誇る女子プロゴルファー比嘉真美子が、悲願の地元優勝を飾った。南城市の琉球GC(6514ヤード、パー72)で行われた国内ツアー開幕戦、第32回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(主催・ダイキン工業、琉球放送)最終日の10日、単独首位で出た比嘉が通算5アンダーの283で逃げ切り、ツアー通算5勝目を挙げた。ダブルボギーを二つたたくなど76と崩れたが、前日までの7打のリードを生かした。日本勢の優勝は2013年の森田理香子以来、県勢の優勝は04年の宮里藍以来15年ぶり。





 15位で出た新垣比菜が4バーディー、ノーボギーの68で回り、穴井詩、米ハワイ州出身のエイミー・コガと並んで2位に入った。さらに1打差の5位で松田鈴英、福田真未、申ジエ(韓国)が続いた。





 今季から日本ツアーに本格参戦した宮里美香は通算1オーバーの8位、米ツアーに参戦している上原彩子は3オーバーの13位、畑岡奈紗は4オーバーの17位、大城さつきは12オーバーの47位だった。





 (出場54選手、曇り時々雨、気温20・5度、西の風3・7メートル、観衆5450人)





17番、起死回生のバーディー





 ウイニングパットを沈めると緊張から解放され、涙がにじんだ。比嘉真美子は少し間をおいて小さく拳を握り、両手を差し上げて地元の大歓声に応えた。苦しみながらつかんだダイキンの栄冠は、幼い頃からの夢。「夢が現実になって本当に、本当にうれしい」。ギャラリーにいた母彰子さんに駆け寄って抱き締め、喜びを分かち合った。





 初日から安定したプレーを見せ、2位に7打差をつけて迎えた最終日。だが「悪い流れを断ち切れず、だらだらいってしまった」と振り返るように順風満帆にはいかなかった。木に当てるなどショットが乱れ、8番と13番でダブルボギー。15、16番にも連続ボギーをたたいた。





 独走態勢が崩れ、2打差まで縮まる中で迎えた17番、ようやく底力を発揮した。セカンドショットを2メートルにつけ、起死回生のバーディー。「完璧だった」という出来で沈みかけた気持ちを立て直し、勝利を大きくたぐり寄せた。





 ダイキンは、小学5年でゴルフを始めてからずっと優勝を夢見た舞台だ。ボランティアとして練習場で不動裕理らにボールを手渡し、「こんなかっこいいプロゴルファーになりたい」との思いを募らせた。





 それだけに「勝ちたい」との強い思い入れが、強心臓を持つ比嘉の体をこわばらせた。勝利後、「現実なのか、夢なのか、さまよっている感じ」と語る。





 今季の開幕女王となり、これから38試合に臨む。「まずはいいスタートを切れた。もっとレベルアップして、たくさん優勝していきたい」。夢だった故郷・沖縄での優勝の味をかみしめながら、さらなる飛躍を誓った。(當銘悠)


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