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石垣島の陸自駐屯地、早ければ来週にも着工か 資機材や重機搬入

  • 2019年3月1日
  • 08:01
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陸自配備予定地の造成工事着手の準備を進める重機。手前は設置された仮設柵=28日午後4時すぎ、石垣市平得大俣
陸自配備予定地の造成工事着手の準備を進める重機。手前は設置された仮設柵=28日午後4時すぎ、石垣市平得大俣

 沖縄県石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画で、沖縄防衛局は28日、駐屯地建設を予定する民有地の一部で、仮設安全柵や赤土流出防止用の土のうを設置するなど、着工に向けた準備を本格化した。同日午前から資機材や重機の搬入を開始。早ければ来週中にも造成工事が始まる見通しで、住民らは反発を強めている。1日に抗議行動を実施する。





 配備予定地は全体で約46ヘクタール。造成工事に着手するのは取得済みの旧ジュマールゴルフガーデン(約13ヘクタール)の一部で、進入路部分に当たる0・5ヘクタール。ゴルフ場の造成工事の工期は2020年12月までを予定する。





 年度内着工は県環境影響評価(アセスメント)条例の適用外となるため「アセス逃れ」との批判があるほか、4月ごろまでは国の特別天然記念物カンムリワシなど希少種の営巣期に当たり、周辺の自然環境などへの影響が懸念されている。





 資機材などの搬入が始まったのは午前8時ごろ。住民らが雨に打たれながら見詰める中、工事関係車両約20台が次々と現場に入った。反対している地元4地区の住民は防衛省に作業中止と対話の継続を27日に求めたばかりで、怒りと不信感をあらわにした。





 嵩田公民館元館長の川満哲生さん(60)は「まったく聞く耳を持たず、今の民主主義の世の中であり得ない」と批判。於茂登公民館長の喜友名朝昭さん(67)は「アセスの問題、水への影響などは住民にとって子や孫までつながる重要な問題。あれだけ言っても聞く耳を持たないつもりか」と語気を強めた。





 配備計画の賛否を問う住民投票の実現を目指す金城龍太郎さん(28)も現場を訪れ「このまま着工しても地域を分断する。みんなで話し、考えるきっかけをつくりたい。それが住民投票だと思う」と話した。





 





カンムリワシ「繁殖期配慮を」 県、防衛局に要請





 石垣市への陸上自衛隊配備計画について、県は28日、沖縄防衛局に対し、カンムリワシなど希少種の繁殖期間中は騒音や振動が生じる工事を一時休止することなどを求める要請書を出した。





 要請書では、防衛局が実施している現況調査の情報が提供されておらず、工事の際に希少種への十分な配慮がなされるのか懸念があると指摘。県がまとめた「レッドデータおきなわ」に掲載されている希少種の繁殖期間中は工事を一時中止するほか、現況調査の情報を提供・公開するよう求めた。


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