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移動販売で全国行脚 目的は「社会の問題、若者に伝える」 辺野古でピザ差し入れ

  • 2019年2月15日
  • 19:00
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「若者に社会問題を伝える工夫はもっとできる」と話す細野仁志さん=14日、名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前
「若者に社会問題を伝える工夫はもっとできる」と話す細野仁志さん=14日、名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 衣食住オールインワンのキャンピングカーでピザを焼き、移動販売で全国を巡る細野仁志さん(40)=北海道むかわ町=が14日、米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れピザを差し入れした。環境に負荷をかけない暮らしを実践し、基地や原発の問題を提起する。「真面目な社会問題を若者に伝えるためにできる工夫をしていきたい」と話す。(北部報道部・城間陽介)





 





ゲート前で聞いた、若者を突き放すような響き





 鹿児島から沖縄に向かうフェリーで、細野さんは沖縄の20代3人組から声を掛けられた。移動販売車に興味津々だった彼らに「辺野古に行く」と言ったら、「そっち側の人なの」と返ってきた。彼らは新基地建設は「仕方のないこと」「経済のために必要」と答えた。そして「県民投票には行かない」とも。





 細野さんは、基地問題に閉口気味の3人に「国は国民があって成り立つ。政治家だけのものじゃない」と伝えた。





 ゲート前テントでその体験を話すと年配の男性は「今の若者はそうなんだよ」。細野さんには彼ら若者を突き放すような響きに聞こえた。「基地反対が子や孫のためというなら、彼らにも考えてもらわないと」。無関心な若者を引きつける一つの仕掛けが“超エコ”な移動販売車だ。





 軽トラックを改造し、屋根には太陽光パネル、車内にはピザが焼けるロケットストーブ、手動の洗濯機、簡易トイレ(コンポストトイレ)を備え、寝るときはハンモックをつり下げる。水と燃料の薪は現地調達する。





 昨年9月の北海道地震で断水やトイレ不足を経験し、どんな時でも対応できる暮らしを考えた。そして楽しく自由に生きること。





 「若者なら社会問題より女の子と遊びたい、居酒屋に行って騒ぎたいと思うかもしれない。でも自由で楽しい生活をするために問題と向き合う必要があるし、彼らに気づかせる責任も感じている」





 沖縄には16日まで滞在しその後北上する予定だ。


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