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米軍機、正面衝突の恐れ 立て続けに緊急着陸 嘉手納基地

  • 2019年1月16日
  • 07:45
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最初に着陸したF15戦闘機。消防車両などが待機する中、緊急点検を受ける=15日午前10時43分、嘉手納基地(読者提供)
最初に着陸したF15戦闘機。消防車両などが待機する中、緊急点検を受ける=15日午前10時43分、嘉手納基地(読者提供)

 北側滑走路の補修工事に伴い南側滑走路1本での運用が続いている沖縄県の米空軍嘉手納基地で15日午前10時25分ごろ、同基地所属のF15戦闘機2機が5分間隔で緊急着陸し、1本の滑走路に2機がほぼ同時に着陸する事態が起きた。2機は滑走路上の緊急停止用ワイヤに機体後部のフックを引っ掛けるフックランディングで立て続けに停止し、滑走路上で向かい合うように着陸した。停止に失敗すれば正面衝突の危険性もあった。専門家は「聞いたことがない」と説明している。





専門家「聞いたことない」





 南側滑走路は2機の緊急着陸により約1時間にわたって閉鎖され、嘉手納に着陸できなくなった後続のF15戦闘機4機は午前11時ごろ普天間飛行場にダイバート(目的地変更)した。





 航空評論家の青木謙知さんは取材に「1本の滑走路の両側からフックランディングするケースは聞いたことがない。緊急時の次善の策だろうが、危険性は当然高まる」と指摘した。





1本の滑走路に両側から





 目撃者によると、消防車両などが待機する中で午前10時26分ごろ、F15戦闘機1機が沖縄市方面から南側滑走路に進入し、フックランディングで停止した。





 同機が滑走路上で緊急点検を受けているさなか、別のF15戦闘機1機が5分後の午前10時31分ごろ反対方向の北谷町方面から南側滑走路に進入し、もう一つのワイヤを使ってフックランディングで緊急着陸した。





北側滑走路は補修工事中





 2機は自走できない状態だったため格納庫までけん引され、南側滑走路は午前11時20分ごろに一時閉鎖が解除された。F15戦闘機や外来機の最新鋭ステルス戦闘機F35などは同日午後も離着陸を繰り返した。





 嘉手納基地では、今月8日に北側滑走路の補修工事が開始。6月ごろまで工事に伴って北側が閉鎖される見通しで、南側1本での運用が続いている。通常は緊急着陸で滑走路が閉鎖した場合は、もう1本の滑走路に他の機体を離着陸させる措置を取っている。


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