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石垣市議「東京の自民から電話がすごかった」 沖縄県民投票

  • 2018年12月27日
  • 08:17
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埋め立てが進む辺野古
埋め立てが進む辺野古

 沖縄県名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、石垣市議会(平良秀之議長)は25日の12月定例会最終本会議で投票事務に必要な補正予算案を賛成少数(賛成9、反対11、退席1)で否決した。再議でも同様に否決。中山義隆市長は終了後、「議会の判断なので重く受け止めたい。他市町村の動向も踏まえて最終判断は慎重にしたい」と述べるにとどめた。





 反対したのは、与党で最大会派「自由民主石垣」と態度を保留していた「公明石垣」、保守系野党の1人。与党会派「未来」の2人は県議会の議決を受け、当初は賛成の意向を示していたが、1人が退席した。





 反対討論は「2択では県民の意志を表明できない」「普天間飛行場の危険性除去が原点だが、まったく触れられていない」と指摘。賛成討論では知事選など選挙で示された民意がないがしろにされたなどと反論し「反対は民主主義を冒涜(ぼうとく)するもの」との声もあった。





 与党で唯一賛成討論に立った「未来」の箕底用一氏は「(反対の)意見書は賛成したが、県議会にあげた意見書を元に41市町村を代表する県議会の場で審議を得た議決だ。しっかり予算を執行すべき」と述べた。





 





賛否巡り空転4時間





 県民投票に関する補正予算案を賛成少数で否決した石垣市議会は25日、採決直前に与党側が休憩を求めて調整に入るなど一時空転。予算否決の背景には、中山義隆市長や自民関係者による翻意を促した強い働き掛けが見え隠れする。





 最初の休憩は午前11時ごろ。採決前に賛成すると明言した与党会派「未来」の2人だったが、午後2時の再開後も含めて断続的に4時間ほど続いた「調整」後、下された決断は1人が賛成を貫き、1人は退席。別の保守系議員は反対に回った。





 与党控室や市長室では「未来」の2人が呼ばれて部屋に入る姿や頻繁に電話する様子が確認された。退席を決めた1人は「支援者に強く求められた」と濁したが、「東京の自民関係者からも電話がすごかった」「午後の2時間でやられてしまった」との声もあった。





 議会後、中山市長は記者から「説得の動きがあったのでは」などの質問に「どういった議論をしたかは話せないが、いろいろな意見があったのでそれを聞かせていただいた」と述べるにとどめた。


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