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14日に土砂投入 新基地建設へ、民間桟橋から搬出作業 沖縄県は停止要求

  • 2018年12月4日
  • 07:27
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民間桟橋で、辺野古沿岸部を埋め立てる土砂を運搬用船に積み込む作業が始まった=3日午前11時35分(小型無人機で撮影)
民間桟橋で、辺野古沿岸部を埋め立てる土砂を運搬用船に積み込む作業が始まった=3日午前11時35分(小型無人機で撮影)

 沖縄防衛局は3日、沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、14日にも海域に土砂を投入すると県に通知し、名護市安和にある民間会社の琉球セメントが所有する桟橋で埋め立て土砂の搬出作業を始めた。玉城デニー知事は桟橋設置の工事完了届がないまま作業したのは違法として、同社に桟橋使用の即時停止と立ち入り検査を求めるなど反発を強めた。土砂が投入されれば初めてで、新基地建設は新たな局面を迎えた。





 琉球セメントは県国土交通省所管公共用財産管理規則で必要とされる工事完了届を、3日午後3時半に県北部土木事務所に提出したが、午前中にすでに作業に着手していたため県は規則違反と指摘している。





 また、玉城知事は桟橋内に千平方メートル以上の土砂を堆積する場合は県赤土等流出防止条例の事業行為届出が必要だが、同社から届け出がないとして作業を一時停止し、提出するよう指導したことも明らかにした。





 届け出があった場合は県が内容を審査する45日間は事業を止めなければならず、審査結果によっては県が中止を命令できる。





 一方、防衛局は3日午前、県赤土等防止条例に基づき、埋め立て予定日の変更通知を県に提出した。





 岩屋毅防衛相は11月に実施された国と県の集中協議に触れ、「普天間の危険性除去では一致したが、移設についての考え方は一致しなかった。その結果を受けて、工事を前に進めさせてほしいと判断した」と記者団に述べた。





 桟橋入り口では、新基地建設に反対する市民らが午前6時から座り込むなど抗議行動を展開。機動隊が強制排除するなど、一時緊迫した。桟橋に横付けされた運搬船に土砂が積み込まれ、午後1時すぎに1隻目が離岸。2隻目の土砂の積み込み作業に入った。 





 離岸した運搬船は当面、沖合で待機し、辺野古に搬入されるとみられる。





 





知事「協議の直後 遺憾」





 玉城デニー知事は3日、名護市辺野古の新基地建設で、政府が14日にも土砂を投入すると発表したことを受け「安倍晋三首相はかねて沖縄に寄り添うと発言しているが、(11月28日に終了したの県と国の)集中協議の直後にこのような対応があったのは本当に残念で、はなはだ遺憾だ」との考えを示した。





 沖縄防衛局が埋め立て土砂を搬出するための作業を名護市安和の琉球セメントの桟橋で着手したことについては、県の埋め立て承認撤回は有効とした上で「辺野古に反対する民意が繰り返し示される中で、沖縄防衛局が違法に土砂を投入することは断じて許されない」と強調した。





 土砂搬出に県国土交通省所管公共用財産管理規則や県赤土等流出防止条例に基づき対応する考えを示すと同時に「今後も政府に対し対話によって解決策を求める民主主義の姿勢を粘り強く求めていく」と述べた。


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