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被災地「忘れないで」 オレンジレンジYOHさん、ボランティア経験を語る

  • 2018年11月30日
  • 08:55
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東日本大震災でのボランティアについて話すORANGE RANGEのYOHさん=29日、宜野湾市宜野湾・沖縄国際大
東日本大震災でのボランティアについて話すORANGE RANGEのYOHさん=29日、宜野湾市宜野湾・沖縄国際大

 バンド「ORANGE RANGE(オレンジレンジ)」のベーシスト・YOHさん(34)が29日、沖縄国際大産業情報学部の授業で特別講師として登壇し、災害ボランティアの経験を伝えた。YOHさんは炊き出しやライブハウスを建てる復興支援などに携わった経験から「被災地のことを忘れないで」などと学生約100人に訴えた。





 YOHさんは現在、熊本地震や西日本豪雨、北海道地震など全国の被災地で炊き出しやライブなどの支援活動に取り組む。支援に尽力するきっかけは東日本大震災だった。





 震災発生時、ライブで何度も訪れた仙台空港が津波にのまれる映像をテレビで見た。「自分たちの音楽を聴いてくれた人は無事なのか」。2011年9月、バンドメンバーらと話し合いを重ねて岩手、宮城、福島で炊き出しなどの支援が実現した。仮設住宅がある地区などにライブハウスを建てる「東北ライブハウス大作戦」にも携わるなど活動の場を広げた。





 それ以前にも、個人で宮城県石巻市を訪れていた。甚大な被害を見て無力感を抱いた時、東京から被災地に食料などの物資を届けていたバンド「BRAHMAN」のメンバーから連絡を受け、活動に加わった。





 自身の貧しかった幼少期のさみしさや孤独感、メジャーデビュー後に経験した鬱(うつ)のような状態。それらと比べものにならないほどの苦しさを被災者は抱えていると感じ、精力的な支援につながった。





 被災地で見聞きしたことを発信するようになったのは、震災から5年たちメディアの報道が減ったと感じてから。「被災した人にとって忘れられた時の孤独感は想像を絶するはず。風化させないことが大事だ」





 そのほか「祖父母から戦争の話を聞いて次世代に伝えること」「選挙に行って、沖縄を引っ張ってほしい人を選ぶこと」と訴えた。





 同大3年の大濵杏奈さん(22)は「沖縄から遠く、人脈もない東北に飛び込んだなんてかっこいい」。同大3年の金城匡信さん(22)は「同じ県民なのに何もやっていない自分が情けない。風化させないようにしたい」と話した。


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