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初当選の玉城デニー氏「辺野古隠しに県民憤り」 当選一夜、本紙編集局長がインタビュー

  • 2018年10月1日
  • 11:09
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県知事当選から一夜明け、今後の抱負を語る玉城デニー氏=1日午前、那覇市久茂地・沖縄タイムス社
県知事当選から一夜明け、今後の抱負を語る玉城デニー氏=1日午前、那覇市久茂地・沖縄タイムス社

 30日投開票の沖縄県知事選で、過去最多となる39万6632票を獲得し、初当選を果たした玉城デニー氏(58)は1日午前、沖縄タイムス社で、与那嶺一枝編集局長のインタビューに応じ、抱負などを語った。玉城氏が名護市辺野古の新基地建設に反対する中、政府、自民党などの推した佐喜真淳氏が是非を明らかにしなかったことに「(県民が)われわれを見くびっているのではないかという形の憤りが表れたのではないか」と選挙結果につながったとの考えを示した。





 佐喜真氏が政府と協調した経済振興を訴えながら、政府の進める辺野古問題に触れなかったことで、逆に「辺野古が争点化された」と語った。





 辺野古の埋め立て承認撤回で政府が法的措置を講じる可能性には「県は公有水面埋立法に基づき、その趣旨に合わない、沖縄防衛局が違反行為を続けている、指導しても応じないことから明確な行政判断を下した」と正当性を主張した。





 一方、「協議もせず、(政府が)司法の場に持ち込むことが、いわゆる対立や分断につながるのではないかと懸念している。なぜ県が辺野古移設に賛成できないのか丁寧に説明したい」とも述べ、国と地方が対等関係であることから、司法ではなく、協議での解決を求めた。





 政府と県、宜野湾市が普天間飛行場負担軽減推進会議で確認している来年2月を期限とする「普天間の5年以内の運用停止」について、「普天間を使わないことが運用停止の状態だ」と強調。「小学校の上空を米軍ヘリが飛び交い、子どもたちが避難する状況は法治国家と思えない」と指摘し、海兵隊が県外や国外で訓練するローテーションの期間を長くするなど、運用停止の方法を米側と日本政府が議論する必要があると力を込めた。





 知事選での勝因については、「想像していた以上の支援をいただいた。翁長雄志前知事が県民と約束したことを命を削ってまでまっとうしたいという思いが、県民に届いた。その上で、自立と共生とダイバーシティー(多様性)を基本とした私の政策との相乗的効果が出たとしたらうれしい結果」と喜んだ。





 宮古島市や石垣市などへの陸上自衛隊配備では、憲法の範囲内の自衛隊を認める見解を示した上で、「例えば、他府県で自衛隊を強行配備することがあり得るか。地元住民の理解、合意形成が大前提で、強行配備には反対」と説明した。





 幹部人事では、富川盛武、謝花喜一郎の両副知事に続投を求める考えを示し、「いろいろ精査するが、基本的には翁長知事の方向性を継承する観点から頑張りたい」と述べた。





 北部基幹病院の設立に向けた地元自治体の財政負担では「予算をどう振り分けるかは政策的な考えが網羅される。精査すれば、いろいろな考え見つかるだろう」と地元負担なしでの実現を目指す方針を明かした。


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