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今年は沖縄が“避暑地”? 那覇と熊谷で10度の差 真夏の〝逆転現象〟【WEB限定記事】

  • 2018年7月25日
  • 16:50
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<div class="caption">「具志川ビーチまつり」で楽しむ来場者=7月15日、うるま市</div><div class="caption"> </div>
<div class="caption">「具志川ビーチまつり」で楽しむ来場者=7月15日、うるま市</div><div class="caption"> </div>

 7月。沖縄は観光のトップシーズンに入り、国際通りやビーチには多くの観光客が訪れ、夏を楽しむ姿が見られる。全国的に猛暑を超えた「酷暑」と表現される今夏だが、埼玉県熊谷市で41.1度を記録したというニュースが流れた23日午後2時23分ごろ、那覇市は30.4度で、実に10度以上の気温差があった。ネットでは「沖縄が避暑地」「沖縄の方が涼しい」という書き込みが散見される。真夏の〝逆転現象〟の背景を探った。







「具志川ビーチまつり」で楽しむ来場者=7月15日、うるま市




 






平年に比べて沖縄の気温は低め





 沖縄気象台によると、沖縄は梅雨明け以降、台風や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多かったという。


 7月1~20日の間、降水量は平年比539%で、平年を大きく上回った。平均気温は平年を0.7度下回り、日照時間も平年比で78%にとどまったことも、沖縄が涼しく感じた要因だ。





 一方で、本土では35度を超える猛暑日が続いた。


 「太平洋高気圧とチベット高気圧に覆われて、暖かく乾いた空気が滞留し、気温が上がった。沖縄は気温が低く、本土が高いという現象が起きた」





 沖縄気象台は「そもそも、沖縄は35度を超えるような高温にはならない地域。本土に比べて直射日光は強いが、風通しがよく、涼しく感じやすい」と説明する。







照りつける太陽の下、かき氷店に並ぶ観光客=2018年4月、国際通り




 






那覇の猛暑日は108年間で14日だけ





  観測データが残る1910年から2018年の108年間で、那覇で猛暑日となる最高気温が35度を超えたのは、1916年に8日、2017年に2日などの合計14日しかない。





 東京都千代田区は1875年から2018年の143年間で、猛暑日が年間10日を超えたのは4回あった。2010年、1995年が各13回、2013年に12回、15年は11回に上った。猛暑日は沖縄よりも東京のほうがはるかに多いのだ。





 沖縄気象台は「沖縄は海に囲まれた島国。海風があるため、熱い空気がたまらず、35度を超えるのはまれ。一方で、本土は盆地などがあり、空気がたまりやすい。風が弱いと気温が上がってしまう」と話した。







観光客に人気の「ブルーベリー&オートミール」(右)と「パイン&ココナッツ」=7月、名護市屋部「1.5gakuya ocean」




 






今後3カ月、沖縄は晴れ間が多い





 沖縄気象台は8月から10月にかけて、沖縄の気温はほぼ平年並みで、降水量は平年並みか少ないと予想している。ちなみに那覇市の8月の平年気温は28.7度、9月は27.6度、10月は25.2度だ。





 一方で気になるのが台風だ。沖縄はことし、平年より台風の発生数も接近数も多い。


 6月7日の台風5号の発生以降、7月25日現在までに5個の台風が接近。平年だと、台風12号が発生するのは8月が最も多いが、今年は7月25日にも発生した。


 







7月23日の那覇市の空






 沖縄気象台は「フィリピンの東海上の海水温が高く、次々と熱帯低気圧が発生している。しばらく台風が発生する続く恐れはあるが、沖縄周辺の海水温は低いため、大きな台風には発達しない」と見ている。





 一方、台風12号が27日にも小笠原地方近海に近づく恐れがある。


 沖縄気象台は「台風が近づけば、本州の気温が下がる可能性があるが、まだ台風の位置が遠いので分からない。海水がかき混ぜられれば、風で気温が低くなる可能性はある」と話した。





 (デジタル部・與那覇里子)





 





 





 





 


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