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青い海で躍動 全国でここだけ! 第100回水上運動会 沖縄・渡名喜島

  • 2018年7月16日
  • 05:30
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水上運動会がスタートし、一斉に海へ駆け出す参加者=15日午前、渡名喜村・あがり浜(落合綾子撮影)
水上運動会がスタートし、一斉に海へ駆け出す参加者=15日午前、渡名喜村・あがり浜(落合綾子撮影)

 100回目となる渡名喜幼稚園・小中学校の水上運動会が15日、沖縄県渡名喜村あがり浜で開かれた。戦前から続く伝統行事の節目に立ち合おうと、島内外から約600人が訪れ、児童生徒と一緒に多彩な競技を楽しんだ。





 台風7号の影響で7月1日から順延されたが、この日は雲一つない快晴。午前7時15分の開会から約5時間にわたり、遠泳や水中綱引きなど16種目で、紅白2組に分かれて争われた。今年は紅組が勝利した。





 水上運動会は島の基幹産業だった漁業の担い手育成を目的に1919(大正8)年に始まった。海で開かれる運動会は、全国唯一とされている。









ブルマーとシミーズで泳いだ





 カツオ漁で栄えた島で、泳力のある後継者を育てようと始まり、形を変えながら100回を数えた渡名喜幼稚園・小中学校の水上運動会。先人が守ってきた伝統行事の節目を成功させようと初めて実行委員会形式で開き、島民総出で取り組んだ。島の人口377人に匹敵する約300人が島外から参加。島出身者らは「島の誇りの行事がこの先ずっと続くように」と願った。





 糸満市の老人ホームに入所する渡口キヨ子さん(84)は脚の不調を押して島に戻った。渡名喜で生まれ育ったが4年前に老人ホームに入るため沖縄本島へ。車イス生活を送る。





 小中学生のころ、水上運動会を経験。当時は水着などはなく、ブルマーとシミーズで泳いだという。会場も島の反対側にある西の浜で、種目は水泳だけだった。「全国のどこにもない運動会。200年、300年と続いてほしい」と感慨深げ。





 自営業の稲住光祐さん(30)=那覇市=は3年前に島を訪れて水上運動会を知り、100回大会はぜひ参加したいと友人4人と来島した。「とても価値のある行事。もっと島外に発信しては」。友人の上原佳委子さん(29)は「こんなに人とつながれるイベントはなかなかない」と評価した。





 泳ぎのうまい島民が子どもたちに水泳の課外授業をしたり、会場の設営や清掃に当たるなど、島ぐるみで取り組んだ。





 渡名喜小の児童会長を務める渡嘉敷佳音(かおん)さんは「渡名喜のいいところは皆が一致団結するところ。島の宝である水上運動会をずっと続けていけたらいい」と話した。


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