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瞬間風速62mの恐怖…窓ガラス粉々 「まさか車が動くとは」 台風6号の沖縄、滝のようなどしゃぶり

  • 2018年6月17日
  • 06:27
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突風で大きく割れた伊江島空港事務所の窓ガラス=16日、伊江村の同所(提供)
突風で大きく割れた伊江島空港事務所の窓ガラス=16日、伊江村の同所(提供)

 各地で記録的な大雨を降らせた台風6号。沖縄本島北部や離島を中心に床上・床下浸水、道路冠水や土砂崩れなどの被害が相次いだ。





アルミサッシも曲げる突風





 最大瞬間風速62・1メートルを観測した伊江島空港では、事務所の窓ガラスが割れて散乱し、窓枠のアルミサッシも内側に大きく曲がった。





 同空港は定期便の就航はなく、臨時便が時々使用する。駆け付けた村職員は「竜巻かは分からないが、すごい突風が吹いたに違いない」と驚く。割れた窓から事務所内に雨が入り書類がぬれたため、ビニールシートで窓を覆う応急措置を取った。





 伊江村では午前9時から約1時間、滝のようなどしゃぶりになった。





 村真謝の農道では、突風にあおられた軽トラック2台が20代と30代の女性2人を挟み、1人が足首を骨折する大けがを負った。搬送先の伊江村立診療所によると、2人は葉タバコ畑で作業し、車の間で休憩をしていた。「まさか(トラックが)動くとは思わなかった」と、表情はこわばっていたという。





 大雨による道路冠水で立ち往生する車も相次いだ。村東江前の農家、崎浜秀信さん(60)は軽トラックが水没し故障した。「こんな大雨は初めて。修理工場で車を見てもらっているよ」とあきれ半分に話した。





腰まで冠水・庭がプールに





 24時間雨量が400ミリを超えた伊是名村では、15日夜から16日午前中まで大雨が降り続いた。村伊是名の道路では、人の腰の辺りまで冠水した。住人の男性(70)は「目の前がかすむくらいの大雨。突風も吹いてすごかった」。村内の道路の所々に握りこぶしほどの石が散乱していたという。





 本島北部でも被害が出た。国頭村宜名真の山入端ツル子さん(80)の自宅には、裏山の斜面から雨水が流れ込み、物置小屋が約30センチ浸水した。洗面器で水をくみ出したが間に合わず、区長が壁に穴を開けて水を逃がした。山入端さんは「水不足で雨が降ったのは良かったけど、こんなに怖い思いをするとはね」と話した。





 名護市東江の民家では庭がプール状態となり、あわや床上浸水となるところだった。住人の女性(74)は「大雨のときはいつもこう。すぐに消防に電話してポンプではき出してもらった。危なかった」とほっとした様子だった。


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