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エンジン使用は違反なのに… 米軍機、嘉手納旧駐機場で騒音【動画あり】

  • 2018年6月6日
  • 07:25
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嘉手納基地の旧駐機場で、エンジンをかけた状態で駐機している米海軍P3C対潜哨戒機=4日午後6時40分ごろ(読者提供)
嘉手納基地の旧駐機場で、エンジンをかけた状態で駐機している米海軍P3C対潜哨戒機=4日午後6時40分ごろ(読者提供)




 




 【嘉手納】米海軍のP3C対潜哨戒機が4日午後6時半、米軍嘉手納基地の嘉手納町屋良側にある旧海軍駐機場をエンジンをかけた状態で使用していたことが5日、分かった。當山宏嘉手納町長は5日、沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長に「騒音を出す使い方は絶対に認められない」と強く申し入れた。防衛局も同日、日米合意に反するとの認識を示し、原因究明と再発防止を求め米軍に抗議した。





 周辺住民が撮影した動画などでは、P3Cは旧駐機場に止まった状態で少なくとも約1分30秒エンジンをかけた。機体を洗った後とみられる。その後、自走して滑走路へ移動する際に、「騒々しい工場内」の音に相当する95・7デシベルの騒音が測定された。





 町などによると、昨年1月の駐機場移転後、旧施設を米軍機がエンジンをかけて駐機したのは少なくとも3度目。同年2月にKC135空中給油機3機が駐機し、同年10月にはMC130特殊作戦機が場所を誤って人員の乗降に使った。





 防衛局は4日午後4時半、米軍からの情報として基地内の別の場所にある洗機場の改修工事に伴って暫定的に夏まで旧駐機場を使うと嘉手納町に連絡。使用条件として移動はけん引とし、洗機中もエンジンを停止させるとの説明があったが、守られなかった。





 當山町長は「なし崩し的な使用は絶対に見過ごせない。米軍がどういう認識で使っているのかが問われている」と憤った。防衛局も「今回の運用は(日米が合意した)騒音軽減イニシアチブにかなうものではなく、認められない」と指摘。「けん引で移動させるなど騒音を発生させないことを日米間で確認している」とした。





 旧駐機場は海軍機のエンジン調整によって長年、周辺への騒音や悪臭被害の原因だった。日米両政府は1996年の日米特別行動委員会(SACO)の最終報告で沖縄市側への移転を決定。20年余かけて昨年1月に新施設の使用が始まっていた。


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