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豪でオスプレイ墜落:ダウンウォッシュでバランス喪失 米海兵隊が報告書

  • 2018年5月23日
  • 07:11
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オスプレイ(資料写真)
オスプレイ(資料写真)

 【平安名純代・米国特約記者】米海兵隊は21日までに、米軍普天間飛行場所属の輸送機MV22オスプレイが昨年8月にオーストラリア沖で墜落した事故に関する調査報告書を公表した。原因について、着艦時に機体から吹き下ろした風(ダウンウォッシュ)が揚陸艦に当たり、乱れた気流でバランスを失い墜落したと指摘。また、乗員らが訓練前に、約1千ポンド(約450キロ)を過剰に給油したため、乗員数を調整するなど離陸に遅れが生じていたなどと証言していることから、墜落時に過剰積載だった可能性もある。





 機体の構造的な問題とともに、人為的なミスも墜落につながったと見られる。





 報告書は、2015年12月に起きた同様の事故と比較したデータを用い、揚陸艦への着艦時に生じるダウンウォッシュがはね返り、揚力が低下する傾向を指摘。最悪の場合は墜落などに至るケースもあるため、エンジン出力を上げて対応するなど運用基準の変更を指示している。





 オスプレイは26人を乗せ、米豪の合同軍事演習に参加中で、米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)配備の輸送揚陸艦グリーン・ベイへの着艦中にデッキに衝突し、3人が死亡した。





 報告書は、乗員の一部が緊急脱出訓練を受けておらず、救命具の操作に失敗したことも明らかにした。





 事故は被害が最も重大な「クラスA」に分類された。


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