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「人の生き死に、何度も何度も」 被災地派遣の元自衛官ら 沖縄で慈善ライブ

  • 2018年5月22日
  • 05:33
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軽快なリズムの演舞で、道行く人の足を止める「創作エイサー舞天」のメンバー=20日、町美浜の観覧車前広場
軽快なリズムの演舞で、道行く人の足を止める「創作エイサー舞天」のメンバー=20日、町美浜の観覧車前広場

 決して風化させない―。2011年3月の東日本大震災で被災した人たちの力になろうと、沖縄県内の創作エイサー団体によるチャリティーライブが20日、町美浜の観覧車前広場であった。呼び掛けは震災直後に被災地に派遣された元自衛官の大城祐太さん(33)=那覇市=や、1995年の阪神淡路大震災を経験した保育士の財木貞徳さん(45)=名護市=ら。力強くエイサーを舞い、集まった観客に寄付を募った。





 4団体計65人が出演したライブのトリを飾った「創作エイサー舞天」代表の大城さんは、震災発生2時間後から、自衛隊員として人命救助や遺体捜索、放射線除去活動の任務で福島県相馬市に派遣されたという。「目の前で命がついえるのをみてきた。何度も、何度も人の生き死に接した」





 自衛隊を離れて会社員になった今も、被災地で任務に当たる同期から現地の状況を聞き続ける。「あの震災を風化させたくない。沖縄にいてもどこかで被災地とつながり続けたい」。言葉にしきれない思いを演舞に託した。





 名護を拠点に活動し、財木さんが代表を務める芸能団体「響樂」も、最年少2歳を含む子どもたちが堂々とエイサーを披露。上本部小4年の後藤めいさん10は「被災地の人たちに少しでも元気になってほしいと願いながら踊りました」と笑顔をみせた。





 奈良県生まれの財木さんは「阪神を経験し、東北も人ごととは思えない」という。大城さんを含めこれまでも各団体でそれぞれチャリティーライブなど被災地支援に関わってきたが「小さな力を合わせ、より大きな輪に広げたかった」と話した。今後も、少しずつ出演団体数を増やしてライブを開催する考えだ。





 ライブで集めた寄付は日本赤十字社を通し、被災地に贈る予定という。


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