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弾薬庫、高台、携帯電話の基地局も… 辺野古新基地周辺 高さ制限超す

  • 2018年4月12日
  • 07:45
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高さ制限超過のイメージ図
高さ制限超過のイメージ図

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設後に設定される建造物の高さ制限を、米軍辺野古弾薬庫地区内の弾薬倉庫が超えていることが分かった。弾薬庫地区とキャンプ・シュワブ内の広い範囲で高台や丘の地面も制限を超過している。沖縄防衛局は事実関係を認めた上で、「米側と調整し適用除外となった」と説明した。弾薬庫地区には爆発物が多数あり、安全性への疑問が広がりそうだ。(北部報道部・阿部岳、東京報道部・大城大輔)





 米国防総省策定の統一施設基準書(UFC)によると、航空機の安全な離着陸のため滑走路周辺に設定される建造物の高さ制限(水平表面)は、新基地の場合標高約55メートル。





 弾薬庫地区は面積の3分の1ほどが標高55メートル以上の高台にあり、その上にも弾薬倉庫が建つ。境界沿いには国道329号が走る。





 現在、弾薬倉庫の建て替えが進んでいるが、防衛省関係者によると完成後も高さ制限を超過する状態は続く。防衛局は「米側と調整し航空機運航の障害にならないと判断した」と述べた。





 一方、高さ制限については、県選出野党国会議員でつくるうりずんの会の照屋寛徳(社民)、赤嶺政賢(共産)、玉城デニー(自由)、糸数慶子(沖縄の風)の4氏が11日、防衛省側と協議。その中で、防衛省の担当者が、NTTドコモや沖縄セルラー電話の携帯電話基地局が高さ制限にかかり、撤去や移設に向け両社と調整していることを明らかにした。沖縄電力の送電鉄塔や送電線については、同社が本年度中に移設の実施設計を完了するとした。





 同様に高さ制限を超える国立沖縄工業高等専門学校の校舎や弾薬倉庫は適用除外とされ、そのまま存在することになる。





 対応の差について、防衛省担当者は送電線が広範囲にわたることから、「視認性も判断材料になったのではないか」との認識を示した。


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