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辺野古移設の行方は? 政府「地元の民意」で工事加速の構え

  • 2018年2月5日
  • 01:00
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粉じんが舞う辺野古工事の現場=2017年10月、名護市辺野古
粉じんが舞う辺野古工事の現場=2017年10月、名護市辺野古

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を推進する政府与党が推した渡具知武豊氏が勝利したことで、政府は「地元の民意」を錦の御旗に工事を加速させる構えだ。一方、建設阻止を掲げた稲嶺進氏の敗北で、翁長雄志知事は反対の最も強い根拠であった「民意」の一角を失った形。工事阻止に向けた撤回などの知事権限にも影響が出そうだ。





 沖縄防衛局は昨年4月に米軍キャンプ・シュワブ北側の「K9」護岸建設に着手し、現在までに辺野古崎南西側を中心に五つの護岸建設を進めている。護岸で囲み終わった区画から埋め立てを開始する計画で、今年夏ごろの土砂投入を目指し、作業を進めている。





 知事は埋め立て承認の撤回を明言し、支持者の間では県民投票を模索する動きもある。だが、県幹部は「地元が容認した以上、基地建設に反対する大義は見いだせない」と語る。





 知事には工事の変更申請の可否判断という権限も残されているが、防衛局は少なくともこの先1年は変更申請を予定していない。護岸建設を着々と進めることで、市民の間に「工事は止まらない」というあきらめムードの醸成を狙った政府は、秋の知事選に向けさらに埋め立てを加速させるとみられる。


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