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「ちゅらさん」オープニングの島、実は米軍の射爆撃場 不時着だけじゃない渡名喜村

  • 2018年1月25日
  • 05:00
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渡名喜島の西方4キロ沖にある入砂島。無人島で、島全体が米軍の射爆撃場となっている
渡名喜島の西方4キロ沖にある入砂島。無人島で、島全体が米軍の射爆撃場となっている

 沖縄県渡名喜(となき)島の西方4キロ沖にある入砂島。青い海に浮かぶ面積0・25平方キロメートルの島は、NHKドラマ「ちゅらさん」のオープニングで使われたことでも知られるが、島全体は米軍の射爆撃場だ。対地射撃や照明弾投下など、各軍の訓練に使われている。1954年、入砂射爆撃場に設定されてから64年。嘉手納基地や普天間飛行場から飛来する米軍機が、日曜日を除く午前6時から午後11時(使用時間)まで飛び交い、渡名喜村内に爆音が響く。





 村民によると復帰前は100キロ爆弾などの実弾を入砂島に撃ち込み、振動で住宅の赤瓦がひび割れて落ちる被害があったという。





 糸満市から渡名喜村に移り住んで約20年になる自営業男性(43)は「昼も夜も『ドドドド』というミサイルの着弾のような音や米軍機の騒音が聞こえる。日々のことなので慣れてしまったが、最近は訓練が激化していると感じる」と口にした。





 同村の男性漁師(78)は「入砂島は、訓練のない日曜日に村民がタコ漁に出かけるなど生活に密着した島でもある。そこで目にするのは射爆撃で木々がほぼ消え、リーフに突き刺さった爆弾だ」と話した。





 県基地対策課によると、射爆撃場は入砂島を含め県内に計6カ所ある。入砂島では2015年、米軍機がミサイル発射装置や燃料タンクなど計208キロの装備品を沖合に落下させる事故が発生。久米島町の鳥島射爆撃場では1995年12月から翌年1月にかけ、劣化ウラン弾合計1520発を発射した。





 在日米軍を監視する市民団体「リムピース」の頼和太郎編集長は「本物の爆弾を落とせる射爆撃場は日本周辺では沖縄にしかない。沖縄周辺に使いやすい訓練空域や射爆撃場があるから外来機も飛来する」と指摘。「敵のミサイルをよけるなどを想定し、激しい動きで飛行しながらの訓練なので、機体のトラブルや事故の可能性も高いと思う」と推測した。


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