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米軍、津堅沖で降下訓練 伊計島不時着と同型ヘリ

  • 2018年1月19日
  • 07:17
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パラシュートで降下する米兵=18日午後1時20分ごろ、うるま市津堅島訓練場水域
パラシュートで降下する米兵=18日午後1時20分ごろ、うるま市津堅島訓練場水域

 米軍は18日午後、沖縄県うるま市の津堅島訓練場水域で米軍普天間飛行場所属のUH1Yヘリを使ってパラシュート降下訓練を実施した。ヘリが読谷村の米陸軍トリイ通信施設の着陸帯で兵士を乗せ、同水域上空から5回にわたり計15人が降下した。津堅沖で米軍がヘリを使った降下訓練は近年例がなく、UH1Yが同訓練でトリイを使うのは初めてとみられる。地元自治体や議会が反対する中、訓練回数は増加し、新たな機種や基地が使われるなどの機能強化に反対の声が上がっている。





 UH1Yヘリは、今月伊計島に不時着した同型機。ヘリは午後1時ごろから同水域付近の上空を旋回。少なくとも午後1時19分から午後2時53分にかけて5回、計15人がそれぞれヘリから飛び出し、海面に降りた。





 読谷村や北谷町砂辺からは、トリイを離陸した直後の機体横に座った兵士が足を空中に投げ出した状態で訓練場に向かう様子が目撃された。





 同水域は本島と津堅島を結ぶ定期船や漁船などが頻繁に運航しており、市や市議会は住民の安全安心を守る観点から、これまでも訓練の中止を求めている。





 訓練は今年初めて。県や市が把握する1997年から2016年までの20年間に同水域で確認された訓練は7回。しかし、昨年は過去20年間を上回る9回の訓練が確認され、地域住民は常態化を懸念している。





 トリイでは15年1月にオスプレイが飛来し、兵士を乗せて伊江島でパラシュート降下訓練を行ったことが確認されているが、村によると、UH1Yの飛来と津堅沖訓練での使用は、いずれも初とみられる。





 沖縄防衛局は村に対し、トリイの着陸帯は人員輸送などが目的の「管理着陸帯」と説明しており、村は戦術訓練での使用に一貫して反対している。









住民怒り「あり得ない」





 うるま市が中止を求める中、米軍はうるま市の津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を強行した。6日に伊計島で不時着した同型ヘリが、読谷村のトリイ通信施設を使用するなど異例の訓練。関係者からは反発の声が上がった。





 「ふざけるな。住民の感情を逆なでした行動だ」。津堅自治会の玉城盛哲会長は訓練の強行に怒りをあらわにし、訓練の常態化を懸念する。ヘリからの降下は今まで聞いたことがないと言い「何度抗議しても一向に変わらない。政府は住民の声をちゃんと米側に伝えてほしい」と要望した。





 勝連漁協の上原勇行組合長によると、水域周辺はモズクの収穫に向かう津堅の漁師が時折航行する。事故で降下の位置がずれる危惧だけでなく「ヘリ自体が墜落でもすれば、海への燃料漏れなど漁業にも影響が出る」と懸念した。





 伊計自治会の玉城正則会長も「不時着があったばかりにもかかわらず、訓練の強行がまかり通ることがあり得ない。米軍の権利を守るために住民が犠牲になっている」と憤った。





 読谷村議会基地関係特別委員会の上地榮委員長は「津堅沖での降下訓練のために、米軍ヘリがトリイを使うのは初めてだろう。ずっと言い続けているが、戦闘訓練での使用には反対だ」と話した。





 


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