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阪神キャンプ地の宜野座球場→「かりゆしボールパーク」に 沖縄で企業の命名権取得が続く理由

  • 2017年12月30日
  • 05:43
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新愛称「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」を発表したかりゆしの糸数昌高副社長(右から2人目)と當眞淳宜野座村長(同3人目)=28日、宜野座村野球場
新愛称「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」を発表したかりゆしの糸数昌高副社長(右から2人目)と當眞淳宜野座村長(同3人目)=28日、宜野座村野球場

 沖縄県内企業が、公共施設の命名権(ネーミングライツ)を取得する動きが広がっている。2010年に沖縄セルラー電話の奥武山野球場などを皮切りに、沖縄市や国頭村などの施設でも取得が相次いでいる。28日にはホテル業のかりゆし(當山智士社長)が宜野座村施設の取得を発表。企業にとっては施設利用者や観客に企業名をPRでき、市町村は維持管理費を補えるメリットがあり、ネーミングライツは今後も増えそうだ。





企業と自治体双方にメリット





 かりゆしが取得したのは、宜野座村の野球場と宜野座ドーム。愛称は「かりゆしホテルズボールパーク宜野座(略称・かりゆしボールパーク)」と発表した。





 球場内で会見した糸数昌高副社長は、同村の自然や施設を活用したスポーツ合宿誘致などスポーツツーリズムの可能性に触れ、「ホテル事業の発展は地域の魅力に支えられている。地域の発展に貢献したい」と強調した。





 一方、村にとっては年間約2500万円の施設維持費の一部が穴埋めされる形となる。當眞淳村長は「安定的な予算の確保が重要。しっかりと施設の機能強化を図り、村民福祉の向上や地域活性化に結び付けたい」と意欲を示した。





 かりゆしがネーミングライツを取得した宜野座村球場は、天然芝で7700人収容できる。面積は1万8800平方メートル、ドームの面積は4893平方メートル。





 村によると、プロ野球の阪神タイガースがキャンプで訪れる2月を中心に、年間延べ14万人の来場者・利用客がいる。





 契約は18年1月1日~22年3月31日までの4年3カ月間で、かりゆしは村に年額550万円のネーミングライツ料を支払う。





 同社は村内で健康増進施設「かりゆしカンナタラソラグーナ」を運営しているほか、20年7月には300室のホテル「かりゆし タラソリゾート ギノザ」の開業を計画している。


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