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タイワンハブ、沖縄では冬場も活動 民家敷地内で目撃相次ぐ 噛まれる被害も

  • 2017年12月21日
  • 07:21
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捕獲されたタイワンハブ=8月、名護市数久田(提供)
捕獲されたタイワンハブ=8月、名護市数久田(提供)

 沖縄県名護市の市内各地で外来種タイワンハブの民家敷地内への侵入が増えている。毒性は在来ハブの1・2倍。11月下旬には名護市東江の古民家にハブ類が侵入、就寝中の女性(15)の左手がかまれる事案が発生した。名護市によると、捕獲器でのタイワンハブの捕獲数は本年度345匹(10月末時点)と過去最多ペース。沖縄でハブは冬眠せず年中捕食活動をすることから、専門家は注意を呼び掛けている。





 1970年代ごろに名護市内の観光施設が輸入し飼育していたものが逃げたとみられている。93年に市為又周辺で初めて野外で確認されたタイワンハブは、年々生息範囲を広げている。今帰仁村や本部町の一部のほか、今年に入り名護市内の辺野古、数久田、喜瀬で発見が相次いでいる。





 県衛生環境研究所のデータでは、タイワンハブの生活圏での捕獲率は在来ハブの6倍。民家周辺に設置した捕獲器の中の多くがタイワンハブだが、多い理由は分かっていない。





 数久田区では今年、集落内で12匹のタイワンハブが確認された。場所はトイレや洗濯干し場、路上など。飼い犬が庭でかまれる被害もあった。比嘉幹和区長は「こんなに集落に入ってくるのは初めて。区民は不安がっている」と話す。





 東江区の自宅でかまれた女性の母親(32)は「娘は古民家の畳間に寝ることを怖がった」と言う。その後、アパート2階に引っ越した。





 ハブから身を守る策として、日本蛇族学術研究所の堺淳主任研究員は「物かげや隙間には注意を払ってほしい。1階であれば網戸や戸締まりをして侵入を防ぐこと。万一かまれたら病院で血清を打つことで重症化を防げる」と話した。


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