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米軍ヘリ窓、普天間第二小に落下 体育の授業中 1人痛み訴え

  • 2017年12月14日
  • 06:29
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 13日午前10時8分ごろ、米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリの窓が宜野湾市立普天間第二小学校の運動場に落下した。宜野湾署によると窓は約90センチ四方の金属製の外枠があり、重さは約7・7キロ。アクリル製とみられる透明板が現場に散乱した。発生時は体育の授業中で児童54人が運動場におり、十数メートルの距離にいた小4男子の左肘に風圧で飛んできた物が当たり痛みを訴えた。喜屋武悦子校長は「許しがたく、憤りを感じている」と述べ、沖縄防衛局に米軍機が同小上空を飛行しないよう求めた。





 運動場で体育の授業を受けていたのは2年生と4年生で、窓は空いていた運動場の中央部分に落下した。米軍は事故後、同型ヘリ全機を飛行場に戻し、点検を実施したと説明したが、午前11時35分から2機が約30分間飛行。別のヘリやオスプレイは飛行を続けた。





 13日は普天間所属のオスプレイが名護市安部の海岸に墜落してから1年。7日には、同小から約1キロ離れた緑ヶ丘保育園屋上に米軍ヘリの部品が落下したとみられる事故も発生している。命が頻繁に脅かされる事態に、県民の不安や怒りが高まるのは必至だ。





 現場を視察した翁長雄志知事は記者団に「一番守ってあげなければならないのは子どもたちだ。運動場のど真ん中に落ちたのは許されない」と批判した。翁長知事は14日上京し、日米両政府へ抗議する。





 県は13日、県庁にポール・ロック米海兵隊太平洋基地司令官を呼び、外来機を含め沖縄にある全米軍機の緊急点検と、その間の飛行中止を要求。富川盛武副知事は「事故は憲法で保障されている生存権を脅かすものだ」と非難した。ロック氏は謝罪する一方、県が求める全機種の飛行中止には回答しなかった。





 事故後、同小は臨時の職員集会と児童集会をそれぞれ開き、落下物について報告。保護者らの迎えで午後1時40分ごろまでに全児童を帰宅させた。14日は通常授業を行う予定。児童の安全を最優先し、「(米軍から)飛ばないという回答をいただけた時に再開したい」として、それまでの間は運動場を使用しない方針だ。





 県教育委員会は児童の精神的なケアのため、近くスクールカウンセラーを派遣する考え。





 琉球放送が普天間飛行場に向けて設置した定点カメラには、離陸したCH53Eヘリが通過した後に、同小方向に物が落下する映像が写っている。同小は普天間飛行場とフェンスを隔てて隣接している。


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