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殺人罪認定、元米軍属に無期判決 沖縄女性殺害 弁護側は控訴検討

  • 2017年12月2日
  • 04:52
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うるま市女性殺害事件の判決公判が開かれた那覇地裁204号法廷=1日午後(代表撮影)
うるま市女性殺害事件の判決公判が開かれた那覇地裁204号法廷=1日午後(代表撮影)

 昨年4月に沖縄県うるま市で県内在住の女性=当時20=を暴行目的で殺害したなどとして、強姦ごうかん致死、殺人、死体遺棄の三つの罪に問われた元米海兵隊員で軍属だったシンザト・ケネス・フランクリン被告(33)の裁判員裁判の判決公判が1日、那覇地裁であった。柴田寿宏裁判長は殺人罪の成立を認め、「刑事責任は誠に重大で酌量の余地はない」として求刑通り無期懲役を言い渡した。弁護側は控訴を検討する。





 柴田裁判長は判決理由で、争点となっていた殺人罪について「一連の行為は、被害者を死亡させる危険性の高い行為で、医学的見解を踏まえても変わらない」と指摘。危険性を認識した上で犯行に及んでおり、殺意が認められ、同罪は成立するとした。





 また、同被告が死体遺棄罪で逮捕された直後の自白について、「取り調べで動揺や混乱している場面があるものの、自らやってもいないことを話したとは考えられない」と指摘。自白に信用性があるとした。





 弁護側が「取調官に迎合した可能性があり、検察側が証拠として提出した供述は信用できない」と主張したことについて、柴田裁判長は「感覚的で正確かどうか分からない部分もある」とした。一方で、「このような供述をしているからといって、捜査官に迎合したとまでは言えない」と判示した。





 その上で「人の命を大切に思う気持ちが少しでもあれば、(暴行を)途中でやめることができたはずだ」と指摘。「身勝手な動機による犯行で、計画性も認められる。何の落ち度もなかった被害者の無念は計り知れない」とした。





 死刑を求めていた被害者の父親は、代理人弁護士を通して「真実を述べて、私たちや娘に謝ってほしかった。被告人を許すことはできない」とコメントを発表した。





 遺族側は1日までに、「損害賠償命令制度」に基づき、ケネス被告に損害賠償を求める申し立てを地裁に起こした。また、申し立てに対する地裁の決定後、日米地位協定に基づいて米国政府に慰謝料を請求する予定。


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