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性暴力、全米軍に蔓延 2016年男女1万4900人被害

  • 2017年11月26日
  • 09:50
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被害申告した6割に仲間外れ・昇進遅れの報復





 【ジョン・ミッチェル特約通信員】性暴力の蔓延(まんえん)は米軍全体で問題になっている。国防総省の推計によると、2016年には軍人の女性8600人、男性6300人の計1万4900人が性被害を受けたとみられる。





 対処は甘く、全事件のうち軍事法廷で判決に至ったのは約9%。性犯罪以外の軽い罪に問われることがあり、性犯罪で裁かれたのは約4%にとどまる。逆に、裁判を受けず除隊した容疑者は133人に上った。





 被害者の約9%は捜査が終わるまで協力を続けることができなかった。平均4カ月余りかかる捜査の長さも理由の一つだと考えられる。さらに、約60%が被害を申告した後に仲間外れや昇進遅れなどの報復を受けたと訴えている。





 現在、個別の事件を裁判にかけるかどうかは基地の司令官が決めている。この決定権を軍の弁護士に委ねる立法を米国の議員が提唱しているが、軍は拒否している。


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