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F35B、嘉手納基地に最大26機展開 騒音激化・基地負担増へ

  • 2017年11月26日
  • 12:00
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 【平安名純代・米国特約記者】米海兵隊が主力戦闘機と位置付ける最新鋭ステルス戦闘機F35Bの配備を来年から進め米空軍嘉手納基地に最大で26機、展開する計画を立てていることが25日までに分かった。米本土の部隊を半年単位で日本に巡回配備する部隊配備計画(UDP)に伴い、同基地を拠点に普天間飛行場や他の海兵隊施設も一体運用する。同機は騒音の激しさが指摘されており、沖縄の一層の基地負担増大につながりかねない。





 複数の海兵隊筋が本紙の取材に対して明らかにした。即応態勢の強化を目的に、第31海兵遠征部隊(キャンプ・ハンセン)と北部訓練場などでも訓練するほか、アジア太平洋地域でも他国との共同演習にも参加する。





 米海兵隊は2014年9月に作成した内部文書「自然資源・文化資源統合管理計画」(米国の非政府組織「生物多様性センター」が情報公開請求で入手)の中で、岩国基地(山口県)への同機配備後に「最大で26機を嘉手納に展開する」とし、「沖縄周辺の既存の軍の空域を飛行し、伊江島補助飛行場でも訓練する。普天間飛行場でも運用し、在沖海兵隊の施設も使用する」と説明している。





 一方で、同機への機種変更が自然文化資源へ影響を与える懸念も示している。





 海兵隊は同機の配備を念頭に、嘉手納に格納庫と駐機場を整備し、伊江島補助飛行場に着陸帯訓練場(LHDデッキ)の改修工事、北部の訓練空域の拡大を計画している。





 海兵隊は12年に米本土で同機の運用を開始。今年1月には海外で初めて米軍岩国基地に10機を配備。今月9日に3機、15日に3機をそれぞれ追加し、計画していた計16機の配備を完了していた。





 同機は米史上で最も高価な兵器として議論を呼ぶ一方で、騒音なども問題視されている。また昨年10月には米本土で飛行中に出火し、最も深刻な「クラスA」に分類される事故が発生している。





 F35B レーダーに探知されにくい高度なステルス性能を持つ最新鋭戦闘機。それぞれ特徴が異なるA(空軍)、B(海兵隊)、C(海軍)の3タイプある。Bは、攻撃機AV8ハリアー垂直離着陸機の後継機で、短距離離陸や垂直着陸が可能。Cは空母艦載型。既にBは米軍岩国基地に配備されており、今年6月には訓練で嘉手納基地へ初めて飛来し騒音が激化した。


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