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元米海兵隊員、殺人を否認 うるま市女性殺害事件 那覇地裁初公判

  • 2017年11月17日
  • 05:00
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うるま市の女性殺害事件の裁判員裁判初公判が開かれた那覇地裁204号法廷=16日午前(代表撮影)
うるま市の女性殺害事件の裁判員裁判初公判が開かれた那覇地裁204号法廷=16日午前(代表撮影)

 昨年4月にうるま市で県内在住の女性=当時(20)=を暴行し殺害したなどとして、強姦(ごうかん)致死、殺人、死体遺棄の三つの罪に問われた元米海兵隊員で軍属だったシンザト・ケネス・フランクリン被告(33)の裁判員裁判の初公判が16日、那覇地裁(柴田寿宏裁判長)であった。ケネス被告は罪状認否で「強姦致死と死体遺棄については、有罪と認める」と述べた一方、「殺すつもりはなかった」として殺人罪の起訴内容を否認した。





 柴田裁判長は犯行経緯について被告の言い分を聞くため被告人質問を実施したが、ケネス被告は「黙秘権を行使する」と述べ、犯行の詳細を問いただす検察側の反対質問に答えなかった。弁護側は主質問で被告に答える意思があるかを確認したが、被告は同様に黙秘権を行使した。





 検察側は冒頭陳述で「暴行現場で被害者の後頭部を棒で殴り、首の後ろ付近をナイフで刺したりした行為などから殺意が認定できる」と指摘。「計画的かつ身勝手な犯行で、遺族の処罰感情は極めて強い」と述べた。





 これに対し弁護側は冒頭陳述で「暴行現場で被害者を刺してはいない」と反論。棒で殴り、首を絞める行為についても「被害者が亡くなる危険性が高い行為とは言えない」とした。その上で「検察側が主張する暴行態様を認定できる証拠はない」として、殺意を否定した。





 また「連日多くの報道がされ、事件に抗議する県民大会も開かれたが、裁かれるのは米軍や基地ではなく被告人だ」と指摘。「公平公正な立場に立って冷静に臨んでほしい」と裁判員に求めた。





 17日の第2回公判では、被害女性の父親の意見陳述などが予定されている。


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