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ヘリ炎上:米軍、地主の事前同意得ず土壌運び出す 日本側に渡さず

  • 2017年10月21日
  • 07:51
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重機で土壌を掘り返し、トラックに運び込む米軍関係者=20日午後5時、東村高江
重機で土壌を掘り返し、トラックに運び込む米軍関係者=20日午後5時、東村高江

 沖縄県東村高江で普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリが炎上、大破した事故で在沖米海兵隊は20日、地権者の同意を事前に得ず、重機で事故現場周辺の土壌を掘り出し、7トンのトラック延べ5台で運び出した。県や沖縄防衛局は放射性物質や有害物質の汚染の有無を調べるため、炎上地点の土壌を採取する予定だったが、拒否された。防衛局が土壌を搬出しないよう申し入れたが、事故機の残骸とともに汚染の恐れがある炎上地点の表土が運び出された。米軍の作業が終わった午後6時半すぎ、規制線が解除され、県や防衛局、県警が炎上地点の調査に着手した。





 事故機の残骸だけでなく炎上現場の表土まで持ち去られたことで、日本側の事故原因究明や汚染調査は一層難しくなった。





 米軍は正午ごろ、ヘリの炎上地点を含む現場周辺の土壌の搬出作業に着手。地権者の西銘晃さん(64)によると、米軍側から土壌を運び出すことを知らされたのは着手後で「細かい部品を回収するつもりだったが、台風接近前に終わらないので土壌ごと回収する」と説明されたという。土壌は全て米軍北部訓練場内にあるヘリパッドN4地区に搬入された。





 県や防衛局は20日午前に内周規制線内での土壌採取を認められたが、米軍が土壌を運び出し始めたため、中断させられた。防衛局によると米軍から事前の連絡はなく、搬出の中止を申し入れたが聞き入れられず、炎上地点の表土を採ることはできなかった。





 重機で掘り出された後の炎上地点の土を採り、放射性物質ストロンチウム90や、燃料油漏れなどによる有害物質の汚染を調べる分析に回すという。





 県警は事故機の残骸がほぼ撤去された午後4時半すぎ、事故後初めて現場検証した。大幅に縮小された内周規制線の外で現場検証を始め、金属探知機を利用して飛散物を捜索。規制線が解除された同6時33分に事故機があった炎上地点での検証に入った。


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