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嘉手納基地パラシュート訓練 小野寺防衛相「SACO合意に沿わぬ」

  • 2017年9月23日
  • 08:55
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小野寺五典防衛相
小野寺五典防衛相

 【東京】小野寺五典防衛相は22日の記者会見で、21日に米軍が強行した嘉手納基地でのパラシュート降下訓練について、「SACO(日米特別行動委員会)合意に沿っていない」と強調、今回の訓練は適切ではないとの認識を示した。しかし「日米合意違反」という言葉で厳しく指摘するのは避けた。政府に米軍の強行的な運用をやめるよう求める県や地元自治体の思いとの落差が鮮明になった。





 「違反」という言葉を使わない理由を繰り返し問われた小野寺氏は、SACO合意が罰則規定があるものではないとして、「『違反』という言葉のニュアンスよりは、『沿っていない』が適当ではないか」と説明した。





 米側は今回、SACO合意に訓練場所として定められた伊江島補助飛行場で実施できない理由について「パラシュート降下訓練に必要な地上要員が自らの訓練のため不在となるほか、部隊運用の都合上、日程を遅らせることができない」などと説明していた。





 米側の説明について小野寺氏は「今回の訓練が例外的な場合に該当すると判断することは困難」「その理由については承服できない」と強調した。





 しかし、今後の対応については「SACOに沿って伊江島補助飛行場で実施するよう米側に求めていく」と従来の見解を繰り返した。伊江島で実施するよう求めているものの、嘉手納で訓練が強行されていることに対する政府の責任については「伊江島を使ってほしい。今回嘉手納で行ったことについては遺憾だ。そのことに尽きる」と述べるにとどめた。





 パラシュート降下訓練は、日米合同委員会で「例外的な場合に限る」と確認されているが、嘉手納での訓練は今年に入り3度行われ、県や地元市町が反発を強めている。


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