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宮古島への陸自配備 弾薬庫は城辺保良の採石場で調整

  • 2017年9月6日
  • 05:05
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弾薬庫の建設が検討されている採石場
弾薬庫の建設が検討されている採石場

 【宮古島】宮古島への陸上自衛隊配備計画で、防衛省が地対空、地対艦ミサイルを保管する弾薬庫や射撃訓練場などの配備先を、宮古島市城辺保良(ぼら)にある採石場とする方向で最終調整していることが5日までに分かった。政府関係者など複数が明らかにした。今後、地権者との話し合いを具体化し、年末の2018年度予算決定までに、最終決定する見通し。





 弾薬庫などの配備を巡って防衛省は当初、大福牧場(市平良西原)を検討していたが、下地敏彦市長が地下水汚染の懸念が拭えないとして反対を表明し、16年9月に断念した経緯がある。そのため、防衛省は城辺地域の複数の候補地から代替地を探していた。





 防衛省は8月末の来年度予算概算要求で宮古島への陸自配備で計260億円を計上し、うち弾薬庫や射撃訓練場の用地取得費や実施設計費などに約117億円を充てる。





 関係者によると、同市城辺保良のゴルフ場も候補に挙がっていたが、すでに千代田カントリークラブ(市上野野原)に隊庁舎などを建設することが決まっているため、観光協会やゴルフ協会が「ゴルフ場を2カ所とも無くすのはダメだ」と反対し、防衛省にも伝えられているという。





 採石場は面積約20ヘクタール。隣接する場所に不発弾の保管庫が置かれており、関係者は「すでに不発弾を置いている場所のため、弾薬庫ならダメだとはならないのではないか。地元の理解も得やすいと思う」と話した。





 また、採石場はくぼ地であることから、弾薬庫を造るための地形があらかじめ整っているほか、土地は採石場の経営者と複数の親族が所有し、地権者の同意が得られやすいのも利点としている。





 防衛省は18年度、千代田カントリークラブに警備部隊380人を配備予定。弾薬庫などの整備が遅れるため、ミサイル部隊の地対空誘導弾部隊(中SAM部隊)と地対艦誘導弾部隊(SSM部隊)は19年度以降の配備を検討している。


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