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辺野古海上の警備艇、燃料投棄「1回50~100リットル」 10回超と複数証言

  • 2017年7月3日
  • 08:27
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(資料写真)マリンセキュリティー社の警備艇
(資料写真)マリンセキュリティー社の警備艇

 沖縄県名護市辺野古沖の新基地建設にかかる海上警備を沖縄防衛局から請け負っているマリンセキュリティー(沖縄市泡瀬)の警備艇で、船内に漏れ出た燃料を船長命令で海中投棄したと従業員が告発した問題で、昨年末から3月ごろにかけて、1回当たり約50~100リットルを廃棄していたことが2日までに分かった。複数の関係者が沖縄タイムスの取材に答えた。





 元従業員らの男性によると昨年末ごろから、マリン社が所有する警備艇「かしま」の燃料タンクにさびで開いた穴から少しずつ燃料が船内に漏れ出ていた。数回は金武漁協に廃棄を依頼したが、漏れがひどくなったため、海中に捨てるようになったという。





 投棄は同艇船長の命令によるもので、海上保安庁の巡視船から離れた長島付近で行われたという。「今、流していい」との指示があり、元従業員はポンプを使って船底にたまった燃料を海に捨てていたと明かした。当直勤務(3泊4日)した後の4日目には毎回投棄があり、少なくとも10回以上に上ったという。





 また、船内に燃料が漏れている状態の中で、乗員がたばこを吸っていたことも証言した。漏れる量が多かったためポリタンクに入れ、船上で保管していたこともあったという。





 元従業員は「船長の命令は絶対で、やらざるを得なかった。他の警備艇の船長や乗員も(海中投棄を)知っていた」と話した。別の従業員は「船長が独断でやっていた。その責任が問われるべきだ」と訴えた。





 また、同船長による暴言などのパワーハラスメントも日常的にあったといい、「訴えたくても声に出せない従業員が多くいる」と明かした。(中部報道部・赤嶺由紀子)


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