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「尋常ではない。米軍に被害軽減の姿勢ない」 嘉手納基地、F16配備で100デシベル超の騒音激化

  • 2017年6月29日
  • 07:35
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 【嘉手納】米コロラド州軍所属などのF16戦闘機が米軍嘉手納基地に暫定配備され、訓練を始めた5月8日から6月27日までの51日間で、沖縄県嘉手納町屋良で100デシベルを超える騒音が訓練開始前の51日間より4倍に増えていたことが28日、分かった。當山宏嘉手納町長が沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長に対し、騒音軽減を求めた要請で明らかにした。外来機による訓練で騒音が増大し、生活環境の悪化している実態が浮き彫りになった。





 調査は町内3地点での測定を元に、町がF16の訓練開始前の51日間と比較して騒音状況をまとめた。滑走路に近い屋良の100デシベル超は開始前8回に対し、開始後は32回に増えた。





 90デシベル台も2・08倍の442回を数えた。また町嘉手納では2・75倍の11回、兼久は2・08倍の27回といずれも2倍を超え、町全体での騒音激化が裏付けられた。





 開始後の騒音発生は、日中を含む午前6時~午後10時の時間帯で増えていることが特徴。兼久で1・65倍の1603回、嘉手納で1・63倍の1279回、屋良は1・42倍の3398回だった。住民の苦情も全94件のうち日中の騒音についてが52件と半数を超え、開始前9件から6倍近くに急増している。





 深夜早朝の騒音も3地点全てで増えた。屋良は1・54倍の309回、嘉手納は1・39倍の75回、兼久は1・03倍の34回だった。





 町によると、28日は午後5時までに屋良で100デシベル超が4回発生。最大騒音は午前10時22分、102・3デシベルを記録した。





 要請で、當山町長は「外来機訓練のため、ここ数日の騒音の激しさは尋常ではない」と強調。「被害軽減に最大限努力する姿勢は米軍から抜け落ちており、騒音防止協定違反だ。米側に強く被害軽減を申し入れてほしい」と求めた。防衛局の伊藤晋哉企画部長は「外来機の問題だと米側に強く求めたい」と応じた。


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