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「衝撃の完成度」「全国販売を」 ネットで話題、沖縄のファミマ限定商品とは

  • 2017年6月28日
  • 17:20
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泡盛コーヒーを手に取る女性客=那覇市内の沖縄ファミリーマート
泡盛コーヒーを手に取る女性客=那覇市内の沖縄ファミリーマート

 沖縄ファミリーマート(野﨑真人社長)の県内限定商品「泡盛コーヒー」がインターネット上で人気を集め、売り上げが急増している。「飲みやすい」「ストレートでもグイグイいける」と好評で、6月前半の週間売り上げは昨年同時期の約3倍。泡盛の出荷量は12年連続で減少しているが、若者や女性からの支持が広まっており、同社は「出荷量増加に向け泡盛業界と一緒になって盛り上げていきたい」と意気込んでいる。





 泡盛コーヒーは2010年に発売し、14年にパッケージをリニューアル。17年6月からもデザインを一部変更した。新里酒造(沖縄市)の泡盛をブラックコーヒーで割り、すっきりとした味わいに仕上げた。アルコール度数は12%。カフェオレなどと同じようなカップ容器を使用し、気軽に購入できるよう工夫している。





 発売当初から順調に売り上げを伸ばし、近年は前年比の約2割増しで推移。ネットで話題となった6月上旬は、前年同期の約3倍に急増した。特に20~30代の女性への支持が広がっているという。





 ネットではブログやSNSで泡盛コーヒーを絶賛する声が拡散。ツイッターで「#泡盛コーヒー」の検索タグが付き、「衝撃すら感じる完成度」「するすると飲める」などの書き込みで注目を集めている。沖縄限定商品であることから、お土産で買う観光客も。ネット上ではプレミア感が高まり「全国展開するべきだ」との声もある。





 同社広報は「若者にとってお酒をコーヒーで割る意外性と、カップで飲みきれる手軽さが受けているのでは」と分析。「コンビニ業界で大きくリニューアルされない商品が売れ続けるのは異例。沖縄に密着した商品で消費者の満足度を高めていきたい」と意気込む。





 泡盛をコーヒーで割る商品は各社が出しており、泡盛を飲む機会が少ない層への掘り起こしに力を入れている。





 那覇市の久米仙酒造は泡盛の持つネガティブなイメージを払拭(ふっしょく)しようと、08年からキャラメルや黒糖が入った泡盛コーヒーを展開。同社は「泡盛のにおいや度数で固定観念をもつ県外客向けに特に力を入れている。他社にできないレシピで差別化を図りたい」と語る。





 南都酒造所(南城市)も09年に風化したサンゴで焙煎ばいせんする「35(サンゴ)コーヒー」を使用した泡盛リキュールを販売。担当者は「泡盛のにおいがなく、コーヒーの甘い香りで女性に人気。かき氷にかけて味わうなど、いろんな味わい方ができる」とPRした。


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