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映画「ハクソーリッジ」の舞台、沖縄・前田高地戦跡に脚光 日米で学ぶ

  • 2017年6月25日
  • 20:24
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歴史ガイドの話をメモを取りながら真剣に聞く参加者=18日、浦添市前田
歴史ガイドの話をメモを取りながら真剣に聞く参加者=18日、浦添市前田

 「NPO法人うらおそい歴史ガイド友の会」は18日、沖縄県浦添市の前田高地を含む浦添グスク周辺の戦跡巡りを実施した。同高地は、沖縄戦で武器を持たない衛生兵を描いた米映画「ハクソー・リッジ」(メル・ギブソン監督)の舞台となっている。想定した定員50人を超え、親子連れら175人が参加した。





 戦跡巡りは五つの班に分かれ、前田高地やその周辺にある住民が避難したクチグヮーガマ、日本軍用の食糧を保管した乾パン壕など約2・6キロの道のりを歩いた。





 沖縄戦で、日本軍は前田高地を首里の軍司令部を守る防衛ラインと位置づけ、進軍する米軍を迎え撃った。米軍は高地の絶壁を、のこぎりで切ったような断崖「ハクソー・リッジ」と呼び、「ありったけの地獄を一つにまとめた」と、米軍資料で表現されるほど日米両軍の激しい戦いが繰り広げられた。





 多くの住民も戦闘に巻き込まれ、浦添村(当時)の人口9217人のうち44・6%が亡くなった。





 参加した真栄城秀光さん(69)は「実際に自分の足で戦跡を歩くと、本で知った当時の状況をより具体的にイメージできた」と感想を述べた。米軍人の男性(52)は「なぜこの場所で、大変悲惨な状況をつくらなければならなかったのか。本を読むのと、実際に自分の目で見るのとでは感じ方が違った」と話した。





 友の会は24日の映画公開を受け、7月にも歴史ガイドによる戦跡巡りツアーを強化する。問い合わせは浦添市観光協会、電話098(874)0145。


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