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「涙が止まらない」 宮森小の悲劇、思い継ぎ演じる 地元の中学生が舞台挑戦

  • 2017年6月9日
  • 12:05
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新垣ハルさん(右)から、宮森小のジェット機墜落当時の話を聞く伊波中の生徒ら=5月2日、読谷村内
新垣ハルさん(右)から、宮森小のジェット機墜落当時の話を聞く伊波中の生徒ら=5月2日、読谷村内

 1959年、うるま市石川の宮森小学校で起きた米軍のジェット機墜落事故を題材にした舞台劇「フクギの雫(しずく)」を、市石川の伊波中学校の生徒ら30人が11日に開かれる県中学校演劇祭で演じる。事故を語り継ぐ活動に取り組むNPO法人石川・宮森630会によると、地元・石川の中学生だけで事故の劇を演じるのは初めて。30日で事故から58年。生徒たちは被害者遺族の話に耳を傾け、思いを受け継ぎ、舞台で表現する。





 昨年の文化祭で演劇に取り組んだ生徒が「ことしも演劇をしたい」と、教諭の前田美幸さん(32)に相談したことがきっかけ。1年生から3年生までの30人が集まった。





 生徒たちから「宮森小の事故をテーマにしたい」と声が上がった。前田さんは墜落から50年目の2009年、市内の若者たちが宮森小の惨劇を演じた同名の舞台で、劇中歌を歌うコーラスの一人だった。「不思議な運命を感じた」と話す。





 09年のシナリオを基にアレンジを加えた。宮森小に通う児童が校内にたたずむフクギの木や被害者を供養する「仲良し地蔵」などの話を通して、体験者の証言で墜落当時を振り返る。





 前田さんと生徒たちは5月、事故後の後遺症で息子の晃さん(享年23)を亡くした読谷村の新垣ハルさん(88)から話を聞いた。





 島袋智咲さん(13)は「ハルさんの話を聞いて涙が止まらなかった。思いを込めて演じたい」と話した。


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