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「2009年に日米合意」 嘉手納基地旧駐機場の使用、米軍が根拠示す 日本は否定「一方的な言い分」

  • 2017年6月8日
  • 08:22
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米軍嘉手納基地
米軍嘉手納基地

 米太平洋空軍の在韓米軍烏山(オサン)基地所属のU2偵察機が米軍嘉手納基地の旧海軍駐機場を使用している問題で、在日米空軍は7日、沖縄タイムスの取材に、旧駐機場の使用は「日米合同委員会で合意している」と回答した。合意により、旧駐機場の使用は「日米同意の下で許可されている」との認識も示した。米軍が旧駐機場の使用根拠に合同委合意を挙げるのは初めて。米軍は、合意を基に今後も旧駐機場を使用する考えとみられ、地元は強く反発している。





 本紙は米軍に「旧駐機場の使用は日米合意に基づく」とする根拠を尋ねた。これに対し米軍は7日、「2009年の日米合同委員会で必要な運用に応じて使用することに同意した」と回答。この合意は「1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報告書で示した騒音削減の趣旨に沿うもの」と説明した。





 一方、沖縄防衛局は本紙に「日米合意の事実はない」と否定。防衛省関係者は「米側が一方的に言っているだけだ」と不快感を示した。旧駐機場の移転を合意した2009年2月の合同委概要には、この合意内容は確認できない。ただ、合同委の結果は原則非公開で、実際に合意があったかは不明だ。





 旧駐機場の運用では、県や嘉手納町が「駐機場としての使用は認められない」とする一方、防衛省は騒音を出さないことを米側に求めてはいるが、駐機場使用を事実上容認しており、SACO合意を巡る認識が異なっている。





 米軍は1日、県の抗議に対し「一時使用は日米政府間での取り決めに合致している」(第18任務支援群のポール・オルダム司令官)として継続使用する考えを表明。県や嘉手納町などは「SACO合意違反だ」と強く反発している。(政経部・大野亨恭)


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