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「留年」してでも学びたい! 沖縄にある北中城じんぶん大学 多彩な講座が魅力

  • 2017年5月29日
  • 10:50
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「留年許可」の表彰状を誇らしげに見せる(右から)平田さん、比屋根さん、米須さん、仲村さん、比嘉さん=25日、北中城村・大城区公民館
「留年許可」の表彰状を誇らしげに見せる(右から)平田さん、比屋根さん、米須さん、仲村さん、比嘉さん=25日、北中城村・大城区公民館

 地域に根差した手作りの生涯学習の場「北中城じんぶん大学」(花崎為継学長)は25日、沖縄県北中城村の大城区公民館で第1回「留年式」を開いた。2013年、村文化協会会員らを中心に「開学」してから4年。一般の大学なら卒業生が出るが、今後も学び続けようという思いを込めた。





 花崎学長は「大学は4年次で卒業を迎えるが、本大学は大学院を目指しているので『留年式』。さらに楽しい大学にしよう」とユーモアあふれる式辞で会場を沸かせた。





 大学は2カ月に1回、同区公民館で開かれ、県内外の大学教授や専門家、地域活動家が無料で講師を務める。講義内容は「泡盛」「沖縄の共同売店」「東村の地域おこし」「八重山のパインの歴史」などジャンルも幅広い。





 受講料は無料(茶代・1回あたり200円)。金武町や南城市など村外からの受講生もいる。





 同大事務局長の新垣秀昭さんによると、23回の講座に村内外から延べ約千人が受講。新垣さんは「めったに聞けない講師陣の話と『ゆんたく』も魅力。無料で講師を務めていだたいた先生方に感謝です」と語る。第1回講座で講師を務めた沖縄国際大学の稲福日出夫教授は「まさかこんなに続くとは思わなかった。関係者の努力と熱意に感服」と話す。





 留年式では、花崎学長から6人に「留年許可」の表彰状が授与された。





 第2回から皆出席している南城市の平田和弘さん(64)は、表彰状を手に「毎回講座が待ち通しい。卒業はしません」と笑顔。地元大城区の仲村侑子さん(68)も「先生方が身近な話題を分かりやすく話してくれるので、とても楽しかった」と話した。





 最高齢で村安谷屋区の比屋根邦忠さん(84)と喜舎場区の安里一三さん(84)をはじめ、荻道区の比嘉義(ただし)さん(67)、大城区の米須清光(74)さんにも表彰状が贈られた。





 式終了後には、留年祝賀会が開かれ、これまで講師を務めた方々も多数参加し、大学談議に花を咲かせた。花崎学長は「向こう1年の講師もすでに予定済み」と、大学の充実に意気込んでいた。(翁長良勝通信員)


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