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航空自衛隊のスクランブル、那覇基地で過去最多803回

  • 2017年4月14日
  • 07:00
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航空自衛隊のF15戦闘機と民間機(那覇空港、資料写真)
航空自衛隊のF15戦闘機と民間機(那覇空港、資料写真)

 【東京】領空侵犯のおそれがある外国機に対する2016年度の航空自衛隊機の緊急発進(スクランブル)回数が、15年度から295回増の1168回で、過去最多となった。そのうち、那覇基地に司令部がある南西航空混成団が803回で、全体の約69%を占めた。民間機と共同使用する那覇空港の過密化に拍車をかけそうだ。





 13日、防衛省が統計を発表した。沖縄を含む南西諸島をカバーする南混は、過去最多だった15年度の531回から272回増えた。





 緊急発進の国別対象は中国が前年度から全体で280回増え、851回だった。





 防衛省は緊急発進の増加理由に、中国軍機の活動が東シナ海で活発化していることなどを挙げている。自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長は同日の会見で、「活動回数、範囲、時間も非常に増えている」として、今後も増加傾向が続くとの考えを示した。





 一方、那覇空港は民間機の運航回数も好調な観光産業を背景に右肩上がりで、国土交通省によると、15年度の着陸回数は全国5位の7万8685回、1日平均で216回に上り、過密化が進んでいる。





 今年1月には那覇空港の滑走路で航空自衛隊のF15戦闘機が脱輪、約2時間の滑走路閉鎖で44便が欠航した。このため、観光業界には過密化と滑走路の軍民共同使用で、民間機の運航への影響を懸念する声もある。


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