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「共謀罪」審議入りその日に… 基地境界線「片足越えただけ」で逮捕の衝撃

  • 2017年4月7日
  • 08:03
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(資料写真)米軍が引いた基地境界線。写真は嘉手納基地第3ゲート前で、左が基地、右が民間地(2016年7月22日撮影、横断歩道上にあったため現在は引き直されている)
(資料写真)米軍が引いた基地境界線。写真は嘉手納基地第3ゲート前で、左が基地、右が民間地(2016年7月22日撮影、横断歩道上にあったため現在は引き直されている)

 「仲間を返せ」「不当逮捕を許さないぞ」。沖縄県米軍普天間飛行場野嵩ゲート前で平日の朝に行われている抗議行動で男性(84)が逮捕されたことに、市民らは宜野湾署前で怒りの声を上げた。





 複数の目撃者によると、男性はイエローライン上でマイクを握り、基地撤去を訴えていた際、片足が基地側に出たところを米軍警備員に羽交い締めにされ、基地内に連行されたという。





 普天間爆音訴訟団の高橋年男事務局長(64)は「基地に突進するなど危害を加えようとしていないことは明らか。活動の萎縮を狙ったものだ」と語気を強める。





 男性と接見した三宅俊司弁護士は「基地内に侵入する意思はなく、そばにいた警察官も何もしなかった。なぜ逮捕されるのか」と不当性を訴えた。





■ただちに拘束は過剰





 【弁護士の横田達さん】 国は前知事が出した岩礁破砕許可が切れた後も、県の行政指導を無視して工事を続行し、警察権力を使って市民を封じる。2年前に沖縄平和運動センターの山城博治議長が提供区域との境界を示すイエローラインを越えて逮捕された時と同様に、今回も国のなりふり構わぬ姿勢が表れている。





 米軍フェンスを乗り越えた明確な侵入ではなく、ラインを越えただけで拘束、逮捕する必要が本当にあるのか。退去を求める警告などがあったとしても、ただちに拘束するのは過剰だ。





 しかも6日は、反基地運動を展開する市民がターゲットにされるとの懸念がある「共謀罪」が、衆院本会議で審議入りした日であり、恐ろしさも感じる。





 県警は本来何を守るべきかを考えてほしい。何でも犯罪に引っ掛けて市民を検挙するのではなく、交通整理や事故を防ぐ仕事に徹するべきだ。(談)


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