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辺野古で国が海底掘削 岩礁破砕許可切れ後に初作業 県は行政指導も

  • 2017年4月4日
  • 07:49
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スパット台船にやぐらを設置し、海底ボーリング調査の準備をする作業員=3日午後3時21分、名護市辺野古沖
スパット台船にやぐらを設置し、海底ボーリング調査の準備をする作業員=3日午後3時21分、名護市辺野古沖

 名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は3日、米軍キャンプ・シュワブ沖合で海底を掘削するボーリング調査を実施した。1日に岩礁破砕許可が切れて以降初めての海上作業で、県は漁業取締船「はやて」を派遣して作業を確認した。県は4日以降、防衛局へ作業内容の照会や行政指導などの対応を検討する。





 防衛局は午前9時50分ごろ、固定したスパット台船3基のうち1基で掘削棒を海中に下ろす作業を開始。午後3時半までに、スパット台船3基とクレーン船1隻の計4地点で掘削作業をした。





 県は、ボーリング調査に当たっては事前にどのような調査をするか「協議」が必要だとしており、県を無視する形で作業を継続する防衛局を問題視している。一方、防衛省はそもそも工事には岩礁破砕許可が不要との立場で、今後も作業を継続する意向だ。





 防衛局は汚濁防止膜の設置が終了次第、早ければ4月下旬にも護岸工事に着手する方針。県は、護岸工事など大型浚渫(しゅんせつ)工事を確認した場合、明らかな破砕行為の可能性があるとして、潜水調査のための立ち入りなどを求める意向だ。翁長雄志知事は新基地建設阻止に向け工事停止を求める差し止め訴訟を検討し、埋め立て承認の撤回時期の本格検討に入る。





 この日、防衛局はシュワブの海岸でネットに入れた石を岸辺へ敷く作業も実施した。護岸整備に向けた車両通行用の道路整備の一環とみられる。汚濁防止膜を海中に沈める作業のほか、陸上部では消波ブロックの型枠の準備作業も確認された。県は4日は取締船は派遣せず、陸上部から作業の様子を確認する方針。





 一方、防衛局が2015年、翁長知事による作業停止指示の取り消しを求めて農相に審査請求していた問題で、防衛局は3日、請求の取り下げを水産庁に通知した。沿岸埋め立て工事に際し仲井真弘多前知事が出した「岩礁破砕許可」の期限が、3月末で切れたことに関連する措置。


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