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辺野古に「鉄板アンカー」沈める 国が申請外の重り 県の中止指示に従わず

  • 2017年3月30日
  • 07:31
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 沖縄県名護市辺野古の新基地建設工事で、沖縄防衛局が長島と辺野古崎間の海底に、県への申請とは異なる「鉄板アンカー」を沈めたことが29日、分かった。汚濁防止膜設置のためとみられるが、埋め立て承認願書や岩礁破砕申請では「H形鋼」使用としており、市民は「変更には県の許可が必要。違法な工事だ」と強く批判した。





 ヘリ基地反対協ダイビングチーム・レインボー(牧志治代表)が27日、潜水調査で確認し撮影した。





 牧志さんによると、鉄板アンカーは50センチ四方の鉄板を溶接した塊四つが鎖でつながれ、1組の総重量は840キロ。調査した約150メートル間で約10メートルごとに8組置かれていた。





 辺野古では2014年と15年、フロート固定用の鉄板アンカーやワイヤロープなどがサンゴや海底を破壊。牧志さんは「専門家委員会も鉄板アンカーは使わないと結論付けた。生態系全体に大きな影響を与える」と述べ、環境破壊の再発を強く懸念した。





 県は28日、コンクリートブロック設置の説明に応じない防衛局の姿勢を問題視し、岩礁破砕の許可条件に基づき設置作業を中止するよう指示した。だが29日、海上では大型作業船が長島付近でコンクリートブロック7個などを投下。県幹部は防衛局の姿勢に「非常に遺憾だ」と不快感を示した。





 菅義偉官房長官は29日の会見で、防衛局の手続きに瑕疵(かし)はないとして工事を続ける考えを表明。「汚濁防止膜の設置計画は、岩礁破砕許可申請時の内容に沿ったもの。手続きに全く瑕疵はない」と答えた。





 県は中止指示の理由として、十分な説明がないことを挙げている。菅氏は15年4月以降、県には説明をしており「今年に入ってからも5度の照会で、延べ60件に上る質問に全て誠実に回答している」と強調した。





 


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