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[大弦小弦]「新潟は戦略上重要で、他の土地への移転は不可能」。1946年に米軍が・・・

  • 2017年3月28日
  • 07:17
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 「新潟は戦略上重要で、他の土地への移転は不可能」。1946年に米軍が接収した新潟空港について当時の司令官が述べた言葉を、左近幸村・新潟大学准教授へのインタビュー(新潟日報25日付)で知った





▼54年、69ヘクタールの拡張計画が決まると県民は抗議集会を開き、臨時列車で千人超の陳情団を国会に送った。北村一男知事は、国が執拗(しつよう)に迫る測量調査を拒否し続けた





▼国は諦め、57年の日米共同声明で本土の米軍戦闘部隊が沖縄へ。翌年、「移転は不可能」だったはずの空港は返還され、逆に沖縄基地は拡大した





▼左近さんによると抵抗した北村知事は保守の人。「県議会内で条件闘争を志向する勢力もあり、政府も知事の罷免をちらつかせながら基地拡張を迫った。もし県民運動がなければ新潟にそのまま基地があった可能性は大きい」





▼25日の県民集会で翁長雄志知事は「抑止力のために秋田県の十和田湖を、宮城県の松島を埋めるのか」と本土に問うたが、反基地運動は各地にあった。痛みの歴史を忘れ、人ごとのように眺める現状に左近さんは「沖縄の基地は本来私たちの問題」と訴える





▼国は翁長知事個人への損害賠償請求に言及し始めた。新基地建設阻止という一丁目一番地の知事公約を、国が「破れ」とは何事か。民主主義の危機が表出しているのに、本土はいつまで人ごとか。(磯野直)


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