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山城博治議長と接見した妻「間違ったやり方は続かない」「希望を忘れず平和への思いを」

  • 2017年3月14日
  • 06:52
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山城博治さんたちの即時釈放を求める大集会に多くの市民が集まった=2月24日(資料写真)
山城博治さんたちの即時釈放を求める大集会に多くの市民が集まった=2月24日(資料写真)

 沖縄平和運動センターの山城博治議長と接見した妻は13日、本紙の取材に答え、「支援に勇気をいただいている」「間違ったことは続かない。声を上げ続けたい」と語った。要旨は次の通り。





 なぜ初公判前なのか。なぜ私だけなのか。なぜ微罪でこんなにも長く勾留されるのか。おかしなことが多くて、接見と言っても手放しでは喜べない。裁判所は接見禁止を全面的に解除してほしい。勾留されているのは夫だけではない。2人を早く保釈して、正義と良心を見せてほしい。





 接見した夫は思っていたよりずっと穏やかな顔をしていた。狭い部屋の中でも歩き回って、今までにないくらい体調管理もしっかりしているようだ。真っ先に親戚や友人への気遣いと差し入れをしてくれる人へのお礼を語っていた。





 今回、私自身が抗議行動の場に行くようになって、夫が多くの方に励まされていることを初めて知った。県外からわざわざ来る方もいる。みんなそれぞれの大切な時間を割いてくれている。私一人ではとても耐えられなかったと思う。勇気をいただいている。直接言えない方々にも感謝の気持ちを伝えたい。





 高江に通うようになってから、夫は1週間に1度、自宅に帰れるかどうか。玄関でバタッと倒れ込んで、声をかけるとソファまではっていく。「なぜこんな時代に生まれたのか」と思ったことはあるが「行かないで」「やめて」と言ったことはない。





 次の世代に途絶えることなく平和のバトンを渡すためには、声を上げられる時に上げないといけないと思っている。今回、夫だけでなく多くの方が逮捕、勾留された。10年前に高江の抗議行動が始まった時には誰も予想もしなかったことが襲いかかってきている。何でも足音というのは一歩手前になってみないと聞こえないものなのだろうか。





 でも、こういう間違ったやり方は長くは続かない。希望を忘れず、平和への思いを強く持って、今ここでやらなければいけないことをやっていきたい。(聞き手=北部報道部・阿部岳)


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