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米軍ヘリがタイヤ落とす 地元の反対押し切って「つり下げ訓練」再開直後 沖縄

  • 2017年3月9日
  • 08:08
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ホバリングや旋回を繰り返す米軍ヘリ=8日午後、宜野座村城原区
ホバリングや旋回を繰り返す米軍ヘリ=8日午後、宜野座村城原区

 米軍は8日、沖縄県宜野座(ぎのざ)村城原区の民間地に近いキャンプ・ハンセン内の着陸帯「ファルコン」で、物資をつり下げる訓練を3カ月ぶりに再開した。訓練中にUH1ヘリが、つり下げたタイヤを落下させた。在沖海兵隊報道部は同日夜、本紙の取材に、落下場所は基地内と説明したが、前後には民間地上空も飛んでいた。米軍関係者は落下直後、基地のフェンス外の提供施設区域の境界付近を捜索していた。人や物の被害は確認されていない。





 宜野座村は民間地に近い着陸帯の使用禁止を、区長会は撤去をそれぞれ求めている。地元の反対を押し切って着陸帯でつり下げ訓練を行い、その日のうちに落下事故まで起こしたことで、地元の猛反発は必至だ。





 つり下げ訓練は昨年12月9日を最後に中断していた。海兵隊は本紙の取材に対し、落下したのは複数のタイヤをまとめた訓練用の物資だったと説明。落下原因は調査中という。





 つり下げ訓練は「災害救助や消火活動のために不可欠」と強調。「訓練場内の非住居地区だけで実施している」とも述べ、民家を含む民間地上空で訓練している実態と食い違う従来の主張を繰り返した。





 付近の住民らによると、8日は午後2時半~同45分ごろ、ヘリ1機が黒い物資をつり下げて小回りで旋回。民間地の畑や小屋の上も通過した。目撃した男性によると、つり下げていた物資が途中でなくなっていた。





 その後ヘリは約1時間、着陸帯に近い金武(きん)町ごみ処理場付近を低空で旋回したり、ホバリングをしたりした。付近にいた米軍関係者は本紙記者に「つり下げていたものを落としたが、見つけられていない」と話した。米軍は8日深夜、沖縄防衛局に落下の事実を通報した。


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