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ディズニー“主役”の屋比久知奈 主題歌もこなす美声は舞台仕込み

  • 2017年1月31日
  • 16:00
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主人公のモアナ役に抜てきされた屋比久知奈=沖縄市
主人公のモアナ役に抜てきされた屋比久知奈=沖縄市

 ディズニーのアニメーション新作「モアナと伝説の海」(3月10日公開)の日本語版で、主役・モアナの声を担当したのは県出身の屋比久知奈(22)だ。ミュージカルで鍛えた美声を生かし劇中で主題歌も歌う。大役の座を射止めるまでの道のりなどを聞いた。(学芸部・松田興平)





 これまで県内舞台を中心に活動していた屋比久にとって「声の演技」は初めて。オーディション合格の報告を聞いたとき「『え? 私でいいの? 何で?』と思った」と夢見心地のように振り返る。





 物語は島に住むモアナが世界を守るため大海原へ飛び出す冒険劇。「ディズニーファンなので、観客として見に行く予定だった」と笑う。





 昨年夏ごろ、所属事務所から勧められるがまま、オーディションを受けた。数カ月後には収録が始まった。「がらっと世界が変わった」





 屋比久の軸足はミュージカル。大学2年時に学内の英語劇に挑戦してのめり込み、舞台へ出演するようになった。バレエで培った表現力と、もともと好きだった歌の実力がかみ合い、成長した。





 「自分ではカラオケ好き程度にしか考えていなかった」と自己評価は高くないが、昨年の「全国拡大版ミュージカル・ワークショップ『集まれ!ミュージカルのど自慢』」で最優秀賞を受賞。全国で注目を集め始め、今回の大役獲得につながった。





 初の声優体験は戸惑いが多かったという。舞台では体や表情もフル活用して演技をしていたが、声優は声のみでキャラクターに命を吹き込む。「声優さんのすごさを知った」と苦笑いする。





 役作りではとにかく台本を読み込んだ。「モアナの第一印象は強い女性。でも、人間らしい、もろい部分もある。親近感を抱いて、どんどん好きになった」とキャラクターの奥深さを説明する。





 作品中で主題歌「どこまでも~How Far Il Go~」を歌う声は力強く伸びやか。屋比久のくっきりと愛らしい目鼻立ちの外見とは打って変わった印象だ。





 自然と背筋が伸びる。「一流の方々に支えられて完成した作品。しっかり届けたい」。屋比久の声が今春、全国で響き渡る。





 近年のディズニー作品は「塔の上のラプンツェル」を中川翔子、「アナと雪の女王」を神田沙也加、松たか子らが声優を務め、主題歌と共にヒットしてきた。





 「モアナ-」の声優陣も尾上松也や夏木マリら豪華な面々が名を連ねる。作品公開後の3月26日、「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート」(東京国際フォーラム)で生の歌を披露する。





 やびく・ともな 1994年、沖縄市生まれ。琉球大学4年。4歳からバレエを習う。ミュージカル「H12」などに出演。卒業後は東京を拠点に俳優業を中心に活動する予定。


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