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元米兵、女性暴行と遺棄認める 殺意の有無が争点に

  • 2017年1月28日
  • 09:45
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被害者の遺体発見現場には多くの花や飲み物がささげられた(2016年)
被害者の遺体発見現場には多くの花や飲み物がささげられた(2016年)

 昨年4月にうるま市で起きた女性暴行殺害事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪で起訴された元米海兵隊員の軍属の被告(33)の弁護側は27日までに、殺意がないことを理由に殺人罪の成立について争う方針を固めた。強姦致死と死体遺棄の両罪については、起訴内容を認める。弁護側は今後、犯行時の責任能力を争うかを検討する。





 那覇地裁は同日、公判の争点を整理する公判前整理手続きを3月10日に開くと決定。昨年6月に同被告を起訴した那覇地検は「暴行目的の犯行で(一連の暴行の中で)殺意は認定できると判断した」としており公判では殺意の有無が大きな争点になりそうだ。





 主任弁護人の高江洲歳満弁護士は「被告は『殺すつもりはなかった』と供述している」と指摘。「暴行目的なのに殺意が芽生えるのはおかしい。死因も分かっておらず、殺人罪は成立しない」と主張した。一方で強姦致死と死体遺棄については「被告が暴行して遺体を捨てたのは間違いない」として、争わないとした。





 弁護側は、米国で出生した被告が幼少期に注意欠陥多動性障害(ADHD)や行為障害と診断されていることや、犯行前に幻聴を聞いたということなどを理由に、地裁に精神鑑定を求める準備を進めてきた。ただ高江洲弁護士は「十分な証拠が集まっていない」として、現時点では鑑定を請求しないとした。





 同被告は昨年6月9日に死体遺棄罪で起訴。同月30日に殺人と強姦致死の両罪で追起訴された。那覇地裁は、起訴前には私選弁護人1人だった弁護側に国選弁護人3人を付けた。同地裁であった公判前整理手続き前の事前打ち合わせでは、検察・弁護側が双方の主張を確認した。


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