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N高生と植えた芋…あわや台無し 沖縄不時着 農家の思い

  • 2017年1月22日
  • 13:51
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ヘリが不時着した農道の隣の畑で、焦げた黄金芋の葉を拾う農家の男性
ヘリが不時着した農道の隣の畑で、焦げた黄金芋の葉を拾う農家の男性

 不時着した米軍ヘリが普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に戻った21日、沖縄県うるま市与那城伊計島の現場では正午すぎに県警の立ち入り規制が解かれ、畑の様子を見に駆け付ける農家の姿があった。ヘリが不時着した農道のすぐ脇で、島の特産品である黄金芋を育てている男性(69)はヘリの熱風で葉が焦げ、風圧でちぎれた根を目にし、肩を落とした。(中部報道部・松田麗香)





 農道沿いに植えられた芋の葉の多くがヘリの風圧や離着陸時の熱風でちぎれ、しなびて黒ずんでいた。焦げてしまった葉は「ほとんどがこのまま枯れてしまう」という。収穫間際の実に影響はなかったが、「不幸中の幸い。もし畑に着陸していたらと思うと恐ろしい」と声を落とす。





 畑の黄金芋は、近隣のN高等学校の生徒らが体験学習で男性と一緒に植えたもの。「一緒に収穫するのを楽しみにしていた。台無しにならなくてよかった」と胸をなで下ろした。





 ヘリが不時着した20日夜も畑に向かったが沖縄県警に阻まれ、近づけなかった。「自分の財産を守ろうとするのは当然。米軍や県警になぜそれを止める権利があるのか、理解できない」。男性の妻(67)も「事情も分からず『予防着陸』と言われても、納得できるわけがない」と話す。





 夫妻で必死に育ててきた芋。「収穫に影響はないとはいえ、悲しい」と嘆く。「被害を受けるのはいつも住民。日米政府はもっと責任を感じてほしい」と訴えた。


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