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沖縄人気でも差別残る 作家・沖大客員教授仲村清司さん【インタビュー「土人」発言・20】

  • 2016年11月17日
  • 07:47
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仲村清司さん
仲村清司さん

 すでに死語だと思っていた言葉を聞き、表現は良くないが興味が湧いた。実は、僕の幼少時代のあだ名が「土人」だったからだ。自分自身の初めての差別体験でもあり、この言葉を忘れることはできない。





 僕は大阪生まれの沖縄人2世だ。生まれ育った大阪は人類館事件があった土地でもあり、部落問題や在日コリアン問題などもある差別が激しい所だった。





 大阪にいたころ、両親は沖縄出身であることを隠していた。姓は仲村だが、もともとは仲村渠。さらに、にんべんも取って大和化しようとした。同化で差別が消えることはない。堂々と沖縄人として生きることが大切だ。





 沖縄に移住してから20年。沖縄ブームで差別は消えたように思っていたが、結局、潜在していた。





 右傾化する今の社会で、沖縄には権力が押し付けてくる構造的差別、さらに本土側からのいわゆる民族的な差別がある。差別は受け継がれる。そこが怖い。





 大学で教べんを執る中で、学生には日本史だけでなく沖縄の歴史、在日コリアンや部落差別の歴史を学ぶことの大事さを感じている。僕たち大人が、差別にどう向かうかも問われている。


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