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<米大統領選・トランプ氏勝利>沖縄基地にどう影響? 思い複雑

  • 2016年11月10日
  • 07:28
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普天間飛行場
普天間飛行場

 下馬評を覆し大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏。これまで、日本に米軍駐留費の負担増を求め、応じない場合は撤収もあると述べた経緯があるが真意は定かでない。ただのアピールか、それとも基地が集中する沖縄に変化をもたらすのか。沖縄県民には期待や不安などさまざまな思いが入り交じった。





 日米の返還合意から20年がたつ普天間飛行場を抱える宜野湾市。大謝名区の垣花辰勇さん(81)は「せめて普天間くらいは米本土などに移すきっかけになるのでは」と期待する。





 同市宜野湾の宮城政一さん(72)は「オバマ大統領の誕生で期待したが大きな変化はなかった。だが米国民は『変化』を選んだ。普天間の姿勢にも変化は望める」と即時返還を願った。





 宜野湾市で子どもの居場所づくりに携わる当山なつみさん(31)は米軍撤退に一定の期待感を示しつつ、選挙戦での発言から「国際関係でいざこざを招く不安もある」と懸念。「反米感情が強まれば、沖縄にも影響が出る」と不安視した。









 一方、普天間飛行場の移設先となり、新基地建設計画が進む名護市辺野古。ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「米国に有利な外交を展開し、沖縄が悪用されかねない。米軍が減っても自衛隊の配備強化が進みそうだ」と憂慮する。





 「沖縄にとってクリントン氏当選は最低、トランプ氏なら最悪」と想定していたが、「トランプ氏なら、どう転ぶか分からない部分が少しはある。早急に沖縄の怒りの声を訴えなければ」と意気込んだ。





 東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設に反対する高江現地行動連絡会の仲村渠政彦さんは「軍事路線を走っている日本政府が、米軍を撤退させるとは思えない。逆に米軍基地への予算のつぎ込みが予想される」と不信感をあらわにした。


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