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「朝鮮人戦没者を平和の礎に」 沖縄恨之碑の会が陳情

  • 2016年10月6日
  • 08:41
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平和の礎
平和の礎

 沖縄戦で日本軍第32軍直轄の朝鮮人部隊に所属していた軍属の男性2人について、NPO法人沖縄恨之碑の会(安里英子代表)は5日までに、戦没者名を刻む糸満市摩文仁の「平和の礎」への追加刻銘などを求める陳情書を県と県議会宛てに提出した。会によると、韓国に住む遺族が昨年までに刻銘をそれぞれ申し出たが、県は「沖縄戦で亡くなったことを証明する公的書類の添付がなければ、申告票を受理できない」と説明、申請には至っていない。





 陳情は今年9月23日付。6日の県議会文教厚生委員会(狩俣信子委員長)で審議される見通し。





 32軍直轄の特設水上勤務第104中隊に所属していたのは権云善(クォン・ウンソン)さんと朴熙兌(パク・フィテ)さん。権さんは爆撃で死亡し、渡嘉敷島配属の朴さんは飢えの中、芋を盗んだとして同郷の仲間4人とともに日本兵に斬首された、との証言を遺族が2人の元同僚らから得たという。





 いずれも日本側の戦死認定を受けていないため、戸籍上は沖縄戦での死亡が証明できない。ただ、厚生労働省などの記録では、同中隊の所属で、戦時の俸給が東京法務局に供託されていたことなどが判明。会は「総合的に判断して沖縄戦で犠牲になったことは間違いない」と指摘する。





 研究者らの調査で沖縄戦に動員された朝鮮人は数千人ともいわれるが礎への韓国・北朝鮮出身者の刻銘は447人で2011年度以降新たな刻銘者はいない。


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