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当事者感ない言葉に嫌悪感【米軍属事件 取材ノート】

  • 2016年5月28日
  • 11:31
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 「沖縄はまた大変ですね」。昨年3月の東京着任以来、幾度となく掛けられてきたあいさつ代わりの言葉に、今回ばかりは無言でうなずく自分がいる。あまりの悔しさと憤りを相手にぶつけてしまいそうで、言葉が出ない。

 「最悪のタイミング」「火消しに躍起だ」「対応早いでしょう?」。米軍属の男が逮捕されると、当事者感覚のない言葉が次々と耳目に入り、強い嫌悪感にさいなまれた。

 日米首脳会談後の会見で安倍晋三首相は「今回の事件で失った信頼を回復するのは困難な道のり」と言った。失われたのは、夢多き未来があった20歳の女性の命だ。両政府は再発防止の徹底を誓った。覚悟を見極めたい。(東京報道部・石川亮太)


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